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娘、アメリカでピアスホールを開ける

「ママ、ピアス開けたいんだけど」と娘が言い出したのは半年くらい前だったと思う。

ピアスかあ、お年頃だもん、開けたくなるよね。

そういえば、私がピアスを開けたのは高校生の時。
学校帰りに寄り道して竹下通りにある原宿ピアスセンターで開けてもらった。確か値段は3千円。

透明ピアスにしたのにタイミング悪く先生にも見つかり、親にも見つかり、あっさり閉じる運命になった。その頃なぜかピアスホールを開けるのがブームで、何人かの友達も相次いで開けていたけど、帰国子女の友達は見つかっても、「小さい頃に開けてました」とか先生に言って「それは仕方ないわね」と見逃されていた。

うう。そんなのフェアじゃない。

そんな私の声はもちろん届かず、見つかった私は閉じる運命に。
「リベンジじゃ〜。」と再度ピアスを開けたのは大学に合格してからだった。そしてやっぱり原宿ピアスセンターで3千円払って私は念願のピアスホールを開けることに成功した。

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さて娘の話。
アメリカではファーストピアスはそれこそ赤ちゃんのときに開ける子もいるし、息子(8歳)の同級生も普通にピアスしてたりする。

日本だと医療行為とされているので皮膚科医などの病院であけることを推奨されているけど、アメリカだとアクセサリーショップとかで簡単に開けられる。ワクチンなどの注射もアメリカは薬局で打てるのに対し、日本は医療行為なので医者しか打てないと規定されている違いに似ている。

私たちがピアスホールを開けに行ったのは、日本でもお馴染み、イオンとかのモールに入ってるClaire's。

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店員さんに話しかける。
ピアスを開けたいんだけど.....と。
すると、娘の耳たぶの大きさ(厚さ)を確認し、彼女の場合、この表のこの辺り(真ん中)がいいわねと指差す

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なんかアフターケアセット付きで80ドル〜120ドルくらいのを紹介される。

え?? 高くね?

ちなみにClaire'sは穴あけは無料でピアス代金(+アフターケア用品代金)のみがかかる。

娘を連れて一回外に出る。
そこでひたすらホームページ検索。
そうだよね、やっぱり30ドルくらいのやつあるよねともう一回、店内へ。
先ほどの店員に、30ドルくらいのやつがいいんだけどと言うと、「それは売り切れでないし、彼女の耳たぶの厚さからもこの辺りがいいと思う」となぜか高い方へ誘導される。

ほんまかいな。
なんか安くても70ドルくらいのしかないと言う時点で何となく店員への信頼感をなくした私。

娘を説得し、一旦家へ。
amazonでセルフスターターを買うことに。

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初めてだし、きちんとアフターケアまでできるやつが欲しい。
そしたら消毒付きのピアッサーが20ドル弱で!
Claire'sの半額どころか1/3以下やないかっ

レビューも「これ1セットで簡単に穴開けからアフターケアまでできたし、次開けるときもこれにする」的なコメントがたくさんある。
悪くないどころか、まさに、これ。私が探してたやつ。

幸い、娘はClair'sじゃなくてもピアスホールが開けれればそれで満足だったので、早速ポチポチと購入。

届いたのはこちら。

内容物
ピアス2つ
穴開ける機械
穴開ける場所をマークするペン
開ける前につけるアルコールの拭き取り消毒シート
消毒液

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いざホールを開ける。

特に娘の場合、水泳も週2回泳いでるので次の水泳まで日にちが2、3日は開く金曜日に設定。
(日本だと穴開けてから4週間は水泳するなということが多いようですが、アメリカでは24時間と言われている。)
お風呂上りに娘の耳にマーキング。

私は自分の穴は原宿ピアスセンターで開けたので、自分で開けるのは初めて。実はドキドキ、緊張感が半端ない。しかしここで私が緊張すれば、穴を開けられる娘はもっとドキドキ、不安に思うだろう。

ここは腹を据えねばと意を決し、位置を確かめてバチーン。

+++
それから3週間。
穴が固定化していないのでファーストピアスはまだつけているが、特にトラブルもなく順調な滑り出し。

案ずるより産むが易し
セルフキット、めちゃ良いではないか。
おすすめ。


原宿ピアスセンターで自分のピアスを開けたときはそれから数十年後、自分の子供にピアス穴をあけることになろうとはよもや想像もしなかった。

娘のピアスライフは始まったばかり。
ピアスの穴あけ代金も思いがけずリーズナブルなものになったし、誕生日に素敵なピアスをプレゼントしようか。


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