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好きに没頭する2024年
Welcome 2024!
新しい年がやってきました。
去年も何かモヤモヤした心地で過ごしていた年末。
何か満ちていかない、何かに不安で一点に集中できない。同じ感覚のまま1年後を迎えてしまったことを反省しました。
自分の中で消化しきれていなかったことは何なんだろうか。
自分自身のこと・家族のこと・仕事のことを振り返りながら、2023年の振り返りも含めてインプットに徹した年末年始でした。
そしていつもの如く「アウトプットが足りない」ことが課題な自分です。
早速、新年一発目noteに投稿してみるところからスタートしてみよう。
2024年は「好きな領域に没頭する」ということを決めました。
これまで、大体のことはうまくできる。早くできる。
それが自分の強みの一つであるとも思っていたし、浅く広くが自分の価値だと考えていたんです。
ただ、それを続けている自分が、この先もこのまま自信を持って進んでいけるのか、没頭して生きていけるのかと、振り返る年末でした。
これまで「好き・嫌い/向き・不向き」で行動を選ぶより、「今ここに必要かどうかで判断するスタンス」で、やる必要があると思ったことには何でも全力で取り組んできました。
長年こんなスタンスを続けてきたおかげで、意思決定・分解・行動・完了まで早くできるようになりました。
ただ、ここのところ「答えのない不安」に悶々とするような感覚がまとわりついていました。
明確な課題を目の前に置かれたとしても、「今ここに必要かどうかで判断するスタンス」が過度に振舞ってしまい、「これは本質なんだろうか」と考えすぎ、焦りや不安が強くなっていく傾向にありました。
プライベートでも、受験だ入学だと、こなさなくてはならないタスクも多く、その影響も焦りや不安をブーストしていたかもしれません。
そんな感情がきっかけで、色んな世界や価値観を再確認するため、もともと好きだった音楽、映画、ドラマなどのサブカルチャーと触れる時間をたくさん増やしました。
自分だけでなく、世の中で起きている出来事を含めたたくさんのトピックに対して、高揚感を得たり、心を痛めたり、無気力になったりしながら、「本質は何か」「どう生きていくべきか」ということを問い、あらゆることに対する軽さ、重さ、儚さ、尊さ、失望、苦しさ、いろんな感情にぶつかり合った結果、非常に心が疲弊した2023年でした。
「答えのない不安」を打開するポイントは、キーネーシスとエネルゲイアの見直しでした。
(ニコマコス倫理学、嫌われる勇気などに出てくるアリストテレスの倫理のひとつです。こちらの記事がとてもわかりやすくまとまっています。)
それはずっと行ってきた「今ここに必要かどうかで判断するスタンス」を、手放すということ。
最初から良い結果を狙ったり、目的から逆算して今すべきことをやろうとしているこの行為こそが、「今この瞬間に没頭できていない」からこそ、「答えのない不安」に向かっているのだと気づきました。
一生懸命自分のなすべきことをしているエネルゲイアな生き方のほうが、圧倒的にパフォーマンスの高い状態なのは安易に想像できます。
過去に読んだときには、さらっと読み流してしまった概念でしたが、ここにきて、かなり効きました🥶
自分の強み・好きな領域は、自己理解・他社理解含めまとめると、俯瞰してものごとをみること、
コミュニケーションデザイン、情報整理や暗黙知のビジュアライズ化、それらを的確に速く示せる能力 + よくわからない経験値が圧倒的に高いこと🥺
と、いうことで、UXやコミュニケーションデザインに対して更に理解を深め、言葉やビジュアライズでアウトプットができる人になれるよう全力で打ち込み、成長する2024年にします。
好きなことにはとことん時間を投下できる体質であること。
そういうモードに入ると、寝る時間すらも惜しんで活動しつづけることが苦にもならないこと。
この状態に自分の意識や身をおけるとしたら、何十倍もパフォーマンスが高く、良い何かを生み出せるのではないかと確かに感じます。
逆に自分が向いていないと思うことは、対面で話すこと、伝えること、教えること、教わること。
小さいころから、面と向かったコミュニケーションが上手にはなれません。
それでもこれまでずっと、やらないとならないと思い、意識が向きすぎて、そういった本を読んだり、実践したり、そしてやっぱり苦手と振り出しに戻る時間が多かったです。
たくさん上手な人がいるので、そういう人にお任せして無理するのはやめようと心に決めました。
なぜ苦手なのかということも、今回深堀りしたのですが長くなるので別の投稿をしようと思います!
長くなりましたが、「今ここに必要かどうかで判断するスタンス」から行動するのではなく、「無欲な状態で最高のパフォーマンスを出せる」ように意識していきます。
無欲といえども、その裏側には成したい目標がどこかしらに置いてあるのが人間です。
自分を信じて今この瞬間に没頭できるような行動をしよう。
時間を忘れるような時間こそ、生きることの自由そのものだから。
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