2億円おじさんの考察

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先日の「ウマ娘プリティーダービー」の発表でいくつかの新ウマ娘が発表されました。

 カツラギエース以外のモデル馬は2000年代初頭に活躍した競走馬です。2000年代のウマ娘がいっぱい登場したあたり、シンボリクリスエスを中心としたコンテンツ展開があるのではと思ったりします。
 さて、ウマ娘では絶対に描かれないものとして馬券周りの逸話がある競走馬がモデルになっているウマ娘がいます。それは、ヒシミラクルです。


2億円おじさん伝説の転がし

  2億円おじさんもしくはヒシミラクルおじさんは2003年のヒシミラクルが勝った宝塚記念の前日投票ヒシミラクルにで安田記念ので稼いた1222万円を全額突っ込む転がし行為を敢行し、最終的に1億9918万6000円稼いだことで有名な方です。素性は未だに知られてないですが(国税庁なら知ってるかも)前日投票で前年の年度代表馬シンボリクリスエスなどを差し置いてヒシミラクルが1番人気になっていたので人々の間で話題になります。ヒシミラクルの人気は単勝16.3倍の6番人気まで最終的に落ちるのですが、複勝などでヒシミラクルの買い控えがあったみたいです。

 更に2億円おじさんの転がし行為は3回であると考察されており、安田記念→宝塚記念は確定として安田記念の前に日本ダービー、または、NHKマイルカップが候補に上がっています。

  1. 日本ダービー 1番人気ネオユニヴァース 単勝2.6 50万→130万

  2. 安田記念 4番人気アグネスデジタル 単勝9.4 130万→1222万

  3. 宝塚記念 6番人気ヒシミラクル 単勝16.3 1222万→1億9918万6000

が有力視されています。奇妙なことに転がしを重ねるのに連れて穴馬寄りの競走馬を買っていることがわかります。勝ち馬を毎回買っていると言われればそれまでですが、1222万円がお釈迦になれば税金を払う義務だけが残りますのでおじさんのものすごい慧眼が伺えます。ではそれぞれの競争で自分がこれだけ突っ込めるのか考察していきます。

ネオユニヴァースの日本ダービー

 日本ダービーまでで皐月賞、スプリングステークス、きさらぎ賞の3つの重賞をとっており5戦4勝3着1回です。ダービーを取れば3冠馬に大手がかかります。流石にこの実績から見ても大口で単勝または複勝を買っても良いと思います。日本ダービーは3歳場の頂点を決める特別な競争ですから大口入れてもおかしくはないと思います。

アグネスデジタルの安田記念

 この馬はかなり難しいです。この時点でG1 5勝の実績がありますが1年の休養明けのかきつばた記念は4着、と馬体重も増えていて全盛期の力はないと考えるのが自然です。また、東京芝の1600ではNHKマイルカップ、2001年の安田記念も出ていていいところがなかったので同条件が厳しいのではというところもあります。しかし、アグネスデジタルは何度も人々を驚かせる結果を持ってきたのでその意外性にかけて単勝を買うこともあると思いますが、130万という大口で買えるかは微妙なところです。

ヒシミラクルの宝塚記念

 前年の菊花賞、前走天皇賞春を勝っています。この状況は去年のタイトルホルダーを同じです。タイトルホルダーも宝塚記念前までは長距離で真価を発揮すると思われていましたが、同じ状況であるヒシミラクルも同じような評価をもらっていたみたいです。さらにこの競争には前年の年度代表馬シンボリクリスエスや後にジャパンカップを勝つタップダンスシチー、安田記念で復活勝利を上げたアグネスデジタル、二冠で3歳馬ながら宝塚記念に挑んできたネオユニヴァースなど有力馬が目白押しです。
 ネオユニヴァースやアグネスデジタルは2億円おじさんにとって勝たせてもらった馬なので心理的にこちらを抑えたい気もします。これはの有力馬を全部切ってヒシミラクル1点張りは相当な覚悟が必要だと思います。

 JRAの競争なので八百長はありえないですが、この未来人としか言いようのない2億円おじさんの転がし劇には驚かされました。このような勝負師でありたいものです。


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