②気合いと根性だけでは乗り越えられないものもある
皆様、こんにちは、初めまして。クメマリと申します。
2023年現在、築52年の古い家にて
DIYしながら10歳息子、犬1匹、猫3匹、ニワトリ二羽と暮らしています。
時は、引越した約6年ほど前に戻ります。
さて、まず生活するには水まわりから!
DIYし始めないと!よっしゃー!やるでー!
と思っていた矢先。
トラブルはそう、突然に。(あの日〜あの時〜あの場所で〜)
いきなり水道管が割れる、っていう。
あれ?なんか家中のどっかで…かすかに…
「しゃーーーーーーーーー」って鳴ってる気がするなぁ…
イヤな予感が満載だったので、すぐ調べていただきました
何もないことを願いながら…
「あぁ、あれですね、これは厄介だ。」
イヤな予感は大当たり…!(°_°)
どうやら庭の地面に埋まってる
水道管が劣化しているため大幅に破れていて、大々的に水漏れしている
らしい。
えっ
まだ住んで1時間しか経ってないのに?
「潰れてるらしい」」
ってそんなあなた他人行儀な…!
突然の水漏れパーティー開催。
古い家あるある。
最初から至る箇所が劣化していて、すぐにスタートがきれない
水道管が壊れていては、元も子もないので早速業者さんに来ていただいて…
地面を掘り起こし、コンクリート部分は全部割らないといけなくって
新たに水道管を作る…………………
え!!いきなりお金かかるじゃないですか!まだ住んで1時間やのに!
賃貸原状回復DIYのときは、好きなようにDIYできる
とは言っても元に戻してお返ししないといけなかったので
上っ張りというか、飾り面でのDIYだったので
根性さえあればなんだってできていた、
という所もあったのです
(今はちょっと体力に自信ないけど…なんたって10年以上経ちましたから…)
ただ、ここに来て自分の無力さを激しく感じることとなりました。
気合いと根性だけでは乗り越えられないものもある
水道なんて絶っ対 自分では修復できないし
解体だってどの基礎を抜いたらダメっていうのもわからず
恐ろしくて自分だけではできない…
さぁ出発だ!と張り切った矢先、水道管破裂、というトラブル。
なんでもないようなことが〜〜幸せだったと思う〜
そうなんですね、私、水道管なんて破裂しないものだと思っていたし
水というものは蛇口をひねればそのまま出てくるし、
止まることはないんだ、と思っていました。
違うんやな…
水が出るって…
幸せなことやったんやな…
そう、人生とは虎舞竜なのである。
これまでのDIY人生で培ってきた
どんな時も笑顔で!
気合いと元気さえあればなんだってできる!ダァーーーッ!」
という体育会系持ち前根性は、古い家を前にして儚く破れたり…
築古のお家で、以前の常識は通用しない…
のであった…
この壁をピンクにしたい!
という願いならば、ペンキを塗ろう!と解決策がすぐに出るのだけれど…
水道管がぶっ壊れたよ!
という問題点は、すぐに自分で解決できず
まだ何も成し遂げていないにも関わらず
急な出費、不安、全てが楽しいばかりではなかった。
賃貸住宅での原状回復DIYというものに縛られず、自由だ!
と思っていたのは、
正解とも言えるし、不正解とも言えるのかもしれない。
最高に楽しい自由なDIY!
の前に立ちはだかる壁であり
「DIY」の以前に向かっていかなければならない課題も
たくさんあるのですね。
DIYって楽しい!と、ばかり今まで頭にあったのだけれど
古い家ならではの「修復しなければいけない箇所」は
少なからずあり、それは時にDIYでは叶わないこともあり
安全面を考えると、業者さんに頼むことの大切さ
そこに掛かる費用。
それなりの覚悟と勇気も必要。
ということを身を以て知ることとなりました。
大収穫…かな(ほんとは泣きたい)
さて、水道管を業者さんに修復していただき
その金額、30万円也…
え、ちょ…え…ほ…ほん…ま…
(人間ってほんまに驚いたら声が出ないということが発覚)
ギャボーーー!まだ1時間しか住んでないのに!)
しょっぱなから突然の出費に度肝を抜かれ
自分の無力さに潰されそうになり
出鼻をくじかれた私の心は…………ポキッ。
心を折ってる場合じゃない、た、た、立て直すんだ!
ここで立ち塞がるワケにはいかない!進むのだ!!!
今までいかなるときも 大家さんという存在に手厚く守られていたのですね…と痛感。
金平糖のように甘く、守られた賃貸という城に住ませていただきながら
古いよ!狭いよ!なんて言っていた自分が恥ずかしいです。
これからすべての修理や細かいメンテナンスを担っていく責任と
古い家ならではの不便さも実感し、
だけどその中で、DIYで味わえる最上の喜びや楽しみを
たくさん見つけていけると良いなぁと思います。
さて、次回。
いよいよ洗面所を解体します!
ぜひまた遊びに来ていただけますと嬉しいです。最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
感謝を込めて、KumeMari.
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