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【CL新潟2023】 【ほぼBEST64】一撃ルギア〜ジュラルドンを添えて〜

どもどもkumeです。

今回はだっさいタイトルあえて付けてみました🐟

最終戦負けた自分が悪いのですが、オポネントの調子が最近悪い恨みも込めてます🫠

とはいえ、今回もDAY1を7-2で無事突破できて、DAY2には進めたので、デッキとしての強さは健在だと思いました。

一撃ルギアジュラルドンのデッキを今環境向けにどのようにチューニングして、環境考察としてどう考えたのかを説明したいと思います。

直近の戦績です。
JCS2022 悪の塔レジギガス ベスト32
CL横浜2023 ロストバレット 準優勝
CL京都2023 ルギアVSTAR DAY1突破
CL愛知2023エクストラ ナンスクレッフィLO ベスト16
CL宮城2023 一撃ルギアジュラルドン ベスト64

CL新潟2023 一撃ルギアジュラルドン 66位

新潟のやつは今後の戦績には載せませんが今回だけラインナップしました。

スタンは全部DAY2進出出来たので今期は上々の出来だと思います👏
エクストラもトナメにはあがれたので優先権リレー無事完遂できました👍

YouTubeで解説していた通り、環境読みについては毎度の如く、考察を重ねてTier1やTier2上位に勝てる見込みがあるデッキが何なのかを模索することを念頭に置いています。

環境整理をして、デッキを選択した理由や、どのような理由でCL宮城の時のレシピから改良していったのか等、詳しく解説したいと思います。

■はじめに

YouTubeの登録者数1000人と総再生時間4000時間を無事達成することが出来ました!いつもご覧頂いてる皆様ありがとうございます!
前回の記事で登録お願いの旨を記載してましたので、ここでお礼として書かせて頂きました。
今後ともよろしくお願いします👍

■現状の環境について

まず、CL宮城から一変して、クレイバーストとスノーハザードが発売され、あらゆる新規カードが登場しました。
その為、環境的にも新規デッキがいくつか生まれ、また、既存デッキ達が新規カードにより強化を受ける点や弱体化を受ける点もありました。
簡単にまとめるとこんな感じです。

新規デッキ
・パオジアンexセグレイブ
・ディンルーexコライドンex
・チオンジェンexフォレトスex
・だんけつのつばさ
・デカヌチャンex
・雪道オンバーンex

環境に影響を与えた新規カード
【ポケモン】
・イキリンコex
・レントラー
・ミカルゲ
・ミミッキュ
・ノココッチ

【トレーナーズ】
・すごいつりざお
・勇気のおまもり
・ピーニャ
・ナンジャモ

【エネルギー】
・リバーサルエネルギー
・セラピーエネルギー

おおよそこんな感じだと思います。

ただ、新規デッキに関しては、シティリーグ結果等をみてもTier1の域に達しているものはあまり無く、強いて言うならパオジアンexとセグレイブを軸としたWTBのようなデッキが環境的にはまだちゃんと存在し、既存デッキとも戦えるポテンシャルがあると感じました。

環境に影響を与えた新規カードとしまして、全デッキに投入されたと言っても過言ではないのはナンジャモです。


ツツジとは違って、序盤からドロサポとして使用出来ますし、相手サイド1の時に限り、ツツジよりも強烈なハンド干渉が出来るため、ポテンシャルとしても十分な強さが評価され、おおよそのデッキに採用されました。
特に、ルギアVSTAR、サーナイトex、ミュウVMAX辺りに採用されることで逆転要素の強いゲームプランを構築することも可能になったと感じています。

あとは先程紹介したカード達が与えた強化点はこんな感じになります

【ポケモン】
・イキリンコex
→ルギアVSTAR、ロスト系
・レントラー
→ルギアVSTAR、ロスト系
・ミカルゲ
→アルセウスVSTAR、ロスト系
・ミミッキュ
・ノココッチ
→ルギアVSTAR(特に白ルギア)

【トレーナーズ】
・すごいつりざお
→サーナイトex、ロスト系、レジギガス
・勇気のおまもり
→サーナイトex、ロスト系、ミライドンex系
・ピーニャ
→LO系(カビゴンLO)
・ナンジャモ
→全部

【エネルギー】
・リバーサルエネルギー
→サーナイトex、ルギアVSTAR、ゾロアークバレット
・セラピーエネルギー
→ルギアVSTAR(特に白ルギア)

各新規カードの影響で、既存デッキにとってのメタとなり得るのはこんな感じになります

【ポケモン】
・イキリンコex
・レントラー
→ルギアVSTAR、空ピカ系
・ミカルゲ
→ミュウVMAX、ルギアVSTAR
・ミミッキュ
→ミライドンex、アルセウスVSTAR(相方次第)
・ノココッチ
→サーナイトex等(入れ替え札不採用系)

【トレーナーズ】
・すごいつりざお
・勇気のおまもり
・ピーニャ
→ルギアVSTAR、ミュウVMAX
・ナンジャモ
→ロスト系

【エネルギー】
・リバーサルエネルギー
→ルギアVSTAR、ミュウVMAX
・セラピーエネルギー
→ロスト系(カビゴン強化による影響)

シティリーグ結果から、想定していたTier表はこんな感じでした

YouTubeでも紹介してたやつ

前回のCL宮城からTierを下げたのは
ミュウVMAXとミライドンexです。

ミュウVMAXはミカルゲの登場に伴い、使用者が減ったというのが大きいだけでなく、流行りのサーナイトexが優勢気味であることで数を減らしていったと考えています。
ミライドンexも同じく、サーナイトexに不利を取りがちな点が大きいかつ、その影響で増えたロスト系が蔓延しているのもあり数を減らしたと考えました。

ルギアVSTARに関しては、セラピーエネルギーの影響でカビゴンを採用しやすい白ルギアの方が母数として大きくなったと思います。
ミラー戦や空ピカVMAXを意識してレントラーとリバーサルエネルギーの採用パターンが増えました。
あとは今までジャッジマンだった枠がナンジャモに変わってたりして、仕方なく打った自身のジャッジマンで事故りにくくなったのは強化点とも言えるのではないかと思いました。

CL宮城と比べて、急に続々と増え始めたのは雪道アルセウスです。
ルギアVSTARやサーナイトex相手にキツめの要求を押し付けることで、サイドレースを追いつけなくさせるようなゲーム展開が得意で、流行った理由としては単純に2ターン目の雪道ジャッジマン(あとはセイボリー等)が刺さる相手が増えたというシンプルな感じです。
相方にギラティナVSTAR、空ピカVMAX、アローラロコンVSTAR、ジュラルドンVMAX等がメジャーどころで、それらの採用によって詰むデッキも環境には結構いるのも追い風ポイントですね。
対ロストに関してもチェレンをうまく使うことで中打点を無効化する役割を持たせられるので、そこもうまく噛み合ってると思います。

ロストはサーナイトexに微有利を取れがちなので、増える読みをしていました。
ロストカイオーガ、ロストヌメルゴンを筆頭に、ロストギラティナもヨネダタクヤさんの影響で増えまくると思っていました。

色々話しましたが、結局のところ今回も環境的に色々いすぎてどれも強いので
どのデッキにもある程度勝ち筋がちゃんとあるデッキというのが求められています。

■CL新潟前の調整

今回は正直なところ、過去一練習があまり出来ていませんでした。
仕事、プライベートによる多忙の影響が大きいです。
今まではこんな時にこそPTCGOで練習不足を力業で解決していたのですが、今はPTCGLでも新規カードがまだないのでそれもできず🫠

実践したのは、情報収集でした。
友人のデッキの使用感ヒアリングだったり(主にサーナイトex)、シティリーグの結果分析です。

YouTubeの編集と投稿も時間を要する作業であることは間違いないですが、これについては自分の考察の時間とある意味重複して使えると考えたので、むしろ頭の整理として良い時間の使い方だと思っています。
観る方からしても情報整理になるので一石二鳥になったら嬉しいなというのが想いです。

案外好評な意見も頂けたので今後もシティリーグ結果からの分析動画はあげていきたいと思います👍

動画でも話していました様に、
結論、サーナイトexがめっちゃ強いんですが、ロストがやっぱキツめな点や、サイド落ちだったり、雪道、セイボリー等の逆風が辛すぎて僕は心がバキバキに折れて諦めました。

これがCL新潟の3日前(5月3日)の自主大会での出来事です。

5月4日はあえて何も練習しませんでした。
あまりにもボコボコにされたので、一旦紙をしばくのを辞めてリフレッシュしたかったからです。
3日半間くらい家を空けることになるので家族サービスも兼ねて1日過ごして、CL新潟のための荷物準備をして早めに寝ました。

CL新潟の1日前(5月4日)、早朝の便のため早起きして新潟に昼頃着きました。
夜から同室のおとくんと練習詰めれば良いと考えていたので、ひたすらうまいものを食べました。
ちょうど中継の伊丹空港で、福岡で仲良くして頂いてるシニアプレイヤー親子に会えたので一緒に行動しつつ、デッキ選択について色々考え共有しました。

その時の考えとしては大体同じで、サーナイトexかロストか白ルギアって感じでした。

そして夜色々デッキを試した結果、
全部消えました🫠

ロスト使ってもアクロマ引けないし、サナ使ってもロストやっぱ厳しいわ、サイド落ちしんどいわ、白ルギア火力ねーわ、もう散々でした。
おとくんはハナっからロストカイオーガに決めていて練度も高そうだったのでいいなと思ってました。

https://twitter.com/oto_pokeka/status/1654711976176787458?s=46&t=NPkBYp4x95qU78zWOP6i1w

最終的に勧められたのは雪道アルセウスでしたが、後攻であまり強くなさそうだったのと、ミラー戦の特に後攻が地獄そうだったのでこれもパスしました。

最後に藁にもすがる想いで再び握ったのが一撃ルギアジュラルドンでした。
なんかやっぱり手に馴染む、この実家の様な安心感と、意外と広く環境が見れるこのデッキこそアリなんじゃないかと思い、心中することにしました。(この時深夜1:30)

そもそも、なぜ候補から消していたのかと言いますと、ルギアVSTARを使う以上、多少なりともガチャ運は発生するというところから避けていた。
後は、ジュラルドンVMAXの特性的に環境に刺さるのか疑問だったからです。

ただ、実際に戦ってみると、特性が刺さらなくても耐久性と技が優秀なため、色んなマッチで使う理由が見えてきました。

■一撃ジュラルドンVMAXの強み

今回はジュラルドンVMAXについて掘り下げて考えていきたいと思います。
一撃ルギアに関してのボールの考えやその他諸々は前回の記事の無料部分を見て頂ければ早いので今回はこっちにフォーカスを当てた話をします。

ジュラルドンVMAXの性能を改めて見ていきましょう。

イラストも強い

HP330、弱点なし、ドラゴンタイプ
→頭おかしいんですか?

特性 まてんろう
特殊エネがついている相手のポケモンからの技のダメージを受けない
→頭おかしいんですか?

技 キョダイフンサイ
闘鋼鋼 220、相手の効果無視(通称、貫通技)
→強すぎコスパ良し、しかもノーリスク、バンギVも見習え
貫通効果は今の時代めちゃくちゃ有効に働きます。アローラロコンとかヒスイヌメルゴンVSTAR、Vガード付きアルセウス等カチカチなポケモンが多いのでそいつらもサクッと倒せて快感です。

その他特徴 ICHIGEKI(一撃)
→おかしい。なぜこいつに一撃マークを付けた井上さん。
インパクトエネ2枚と一撃エネ3枚で280打点出ちゃうし、インパクトエネがまだレギュレーション落ちしてないからルギアVSTAR目線だとオーロラエネ使える様なもの。
ドラゴンタイプなので他へ弱点つけないものの打点上げたら問題無い。
噛み合い良すぎませんか?この機能美よ、、、

てなことで世の中にいるVSTARは全部破壊出来るわけで、逆にジュラルドンVMAXをワンパンできるのって今の環境でめっちゃ限られています。強いて述べるなら以下です。

・サーナイト(アルカナシャイン)
・フワンテ(ダメカン110調整前提)
・ザシアンV
・アヤシシV(基本エネパターン)
・ライチュウV
・パオジアンex
・ギラティナVSTAR(スターレクイエム)

抜け漏れあったらご指摘お願いします。

最近のサーナイトexのレシピを拝見するに、サーナイト(アルカナシャイン)で330以上出す場合はリバーサルエネルギーに依存しがちです。
これはジュラルドンVMAXの特性で効かなくなるので2回は行動しやすくなります。
ザシアンVが採用されていたら油断できないので注意です。(空の封印石もあるので使わないケースは多いです)
フワンテもおまもりと10や30の回復ソースを絡めないと実現できないので要求は重ためです。
パオジアンexとライチュウVは明確に強敵として認定してるので使い所は注意してます。
どちらもHPが220以下なのでルギアVSTARで先に狩るのが理想です。

ギラティナVSTARに関しては、ロスト型じゃないとそもそも技でワンパン出来ないですし、その場合はボスの指令と合わせて打てるのが相当遅いので、こっちが先にギラティナVとかVSTARをボスで狩れます。

なのでほんとに意図的に使わないことがある試合はサーナイトex相手の時くらいです。

ワンパンされたらサイド3献上するだけのポケモンになってしまうので、それさえ避ければめっちゃ仕事してくれるポケモンって思ってもらえれば大丈夫です。

つまり言いたいのはこう👇

特性まてんろうが刺さるかどうかだけではなく、技と耐久で性能評価して、環境にマッチするなら、採用した方が強い。

ちなみに、そんなにジュラルドンVMAX評価してるならアルジュラでよくね?
って言う方もいそうなのでそこについても言及しておきます。

・アルセ型だと280まで打点UPが難しい
・ルギア型の方がたねVやたねexのHP220を2ターン目で倒しやすい
・一撃のひえく採用により、戦い方の工夫でサイド調整しやすい

といった感じでジュラルドンVMAXというポケモンは、組ませるポケモンによっても性能が全く異なるので、それぞれに良し悪しあると思って頂いて大丈夫です。

あとは先程の課題をもとに足りないとこを補う感じですね。
特にこのままの方針だとサーナイトex相手に負けてしまいます。
補い方はレシピで解説します。

■当日のマッチング表

DAY1
1.白ルギア 後○
2.アルギラ 後〇
3.ミライドンex 後〇
4.ロスギラ 先〇
5.パオジアンex 先×
6.アルギラ 先〇
7.パオジアンex 先〇
8.ミュウVMAX 後×
9.一撃ルギア 先〇

DAY2
1.サーナイトex 先〇
2.白ルギア 後〇
3.パオジアンex 先〇
4.ロスギラ 後×
5.サーナイトex 後×

見ての通り、そこまで特性まてんろうが効いたマッチングはないです。

DAY1で負けた試合は、ナンジャモで要求揃ってしまって負けたゲームと、ほぼ勝てる筈なくらいに山を絞った状態でのギフトエネの6枚ドローが渋すぎてキャプチャーアロマ全力掛け失敗での負けなので、本当に勿体なかったです。

DAY2で負けた試合は引きの悪さこそあれど、自分のプレイングミスもあったので、実力不足でした。
引きに過信せず冷静になることの重要さを次から活かそうと思います。

■デッキリスト解説

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