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ファッションショップを、自分で持つことは夢舞台:お店の作り方を経験者が公開:電子書籍も出版(中央経済社:発行:著者:熊崎高道)

  • アパレル会社とお店を始めて、30年ぐらいになります。

  設立は、バブル時代でデザイナーブランドの時代です。
  お店を、自分で持つことは大変なことです。
  自分は、お店の場所を選ぶのに数年かかりました。
  最初は、港区白金台にオフィスを構え、下目黒でお店を始めました。
  オフィスはす決まります。
  しかし、お店はかなり難しく、目黒から麻布まで何度も歩いて、不動屋
  さんを訪ね歩きました。
  自分で、歩いて見るとお店の場所をどこににたら良いかわかってきま      
  す。
  結局は、自宅の近くのお店に決まりました。
  自分としては、青山、表参道、麻布を考えていましたが、問題はお店
  の空きがないのと、保証金、家賃が高く諦めました。
  この頃は、独立したばかりで超多忙で、デザイナーの契約、ファッショ
  ン専門学校学校で5校掛け持ちして教えていました。
  実店舗を構える
1、情報を集める
インターネット役に立つ本を買う、本屋、図書館、本屋、専門新聞、一般新聞などで情報をピックアップして資料をまとめる。
2、成功している同業種の店や会社を調べる。
街を歩いて、店の外観、内観、商品の品揃え等を調べる。
3、同業者の人に話を聞く
同業者の人を知り合いの人から紹介してもらいアドバイスを受ける。
実際の店を運営している人が現実を把握しているので貴重なアドバイスとなります。
4、同業者以外の情報を得るにはネットワークを生かす
店で販売をしていると毎日が忙しくて行動範囲が決まってしまい、同業者以外の人達との交流が少なくなり情報が途絶えがちになることがある。
このような時は情報誌などの本を読むより、人と出会えば新しい情報が得られるので、進んでコミュニケーションをとることが大切である。
5、目標とする店で働いてみる
店を始める前に自分自身で働いて計画をたてる
資金を持っていない時はまず個人から始め、会社組織にする必要はない。特に初めての時は考えて以上にお金が必要なので、まず、自分一人から資金計画を立てて
みて始める方が簡単に軌道修正ができる。
まず、どのように始めるかで多少違ってくるが、最初の(1)として店の場所と家賃がいくらかかるかを調べる。
そして(2)として、内装費はいくら位かけたらよいか。(3)として、仕入れ先はどこにするか。(4)として雇う人はどのようにして募集したらよいか。最後に(5)として、
経費として何がいるかを出してみる。
ファッションのお店で起業する方法
お店を開業すると、お客様が実際に洋服を手に取って、確認できるようになります。
お店があると、自社のブランドがお客様に分かりやすくなります。
お店を構えるためには、多額の初期費用が必要です。
お店の立地など事前調査が必要になります。
*立地の場所を決める
・客商売は立地が大切
小さな店の場合は雑多とした繁華街ではなく、一歩入り込んだ場所でも逆に固定客をつかめゆっくり接客できる。ただし2Fに位置している店は、よごどポリシーがないと運営は難しいから、やはり1Fの通りに面した場所をターゲットにすることが必要。
・ビルの中に入店している店は、ビル自体の集客力があり、店自体にドアがない為、自由に商品が見ることができるが、路面店の2F以上になると、1店の店のドアを開けて、店に入った時、商品が気に入らないと出る時に出ずらいので、気軽に商品が見られないことがあるが商品に独自性があり口コミで知れ渡るような
人気店であれば、2F以上でもお勧めできる。
・意外な立地、住宅地の入口
個性的な店舗であれば商店街の中でなく、逆に住宅地の入口の静かな場所でじっくりやるという方法もある。例えば駅から500m以内で徒歩5分位の所には住宅
地の入口があり、その通りには、ぽつりぽつりと、薬屋、クリーニング、コンビニがあり、会社帰りのOL、主婦が買物をいて帰る道が狙い目。
大きな住宅街が控えている街は、必ず通りやすい道などの、抜け道的な通りがあり、なんらかの店がある。この様な道は、朝と夕方は必ず2回、通る人の目にふれ
るので、通勤お途中、買物の途中と家に帰って着替えてから来店できるというように、来店に機会が増え、母、娘という家族単位のお客様を呼べる。
店の閉店時間内は20:00~21:00位まで開けて通勤帰りのお客様と、家に帰ってから再び来るお客様を相手にすると
*平面画
・棚は、単品のブラウス、カットソーなどのスペース。
・固定ハンガー掛け…重衣料のスーツ、コートを中心に掛ける。
・移動ハンガー掛け…キャスターのついたハンガー掛け。
・フィッティングルーム…全身が見える鏡を入れ、入口はカーテンにして、フィッティングルームから出てからも見えるようにする。
・ストック場所は、常に何点か在庫として置いておく必要がある。
・トイレは店の奥にあり、試着の前と後に使用する場合があるので、フィッティングルームの近くにあると良い。
・ミラーは、フィッティングルームと壁面に全身が見える鏡。
・ディスプレーテーブル…入口又は店の中央にディプレーできるテーブル。
・エアコン…温度調整により、気分が変わるので適温で保つ。
・ライティング…天井にバランスよく配置し、商品の内容により、電球の明るさの強弱をつける。

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