中国都市部で暮らしてマイカーはなくてもいいか!って思えるようになった理由
18歳で車の免許を取って以来、中国に来るまでずっと自分用の車がありました。結婚してからも妻もわたしもそれぞれ自分の車を維持して、好き勝手に使っていました。
しかし中国に来てから「自家用車」はありません。そして日本へ一時帰国した際にも自分たちが自由に使える車はありません。
でも、まったく困っていません。
100メートル先のコンビニへ行くのにも来るまで出かけるような生活をしていたのに、今となっては無くても良いものの筆頭が自家用車です。
妻とも、もし日本に帰ることになっても車は買わなくても良いかもねと話すくらいです。もし車を買うとしたら、それは生活の道具としてではなく、レジャーや趣味のためになるんじゃないかなって思っています。
ただマイカーはなくてもいいか!と思えるようになったのは中国のインフラがとっても便利だからっという理由もあります。
中国で自家用車がいらないと思える理由
1)公共交通機関が格安
便利とは言えません。ただとっても安いです。
わたしは毎日バス通勤ですし、仕事の関係で毎週数回は1時間以上バスや地下鉄で移動します。
それでも月に200元(3400円)程度しか交通費はかかりません。
2)タクシーも格安
タクシーは配車アプリを使っています。
15km程度の距離を利用すると配車アプリの場合は30元(500円)程度、普通のタクシーを使っても60元程度(1000円)です。
この程度の金額なら悩まずにタクシーを使います。
バス待つの面倒臭いと思ったらすぐにタクシーという選択肢が出てくるのも中国生活のメリットと思います。
3)シェアチャリも超便利
バス停まで距離があるとかの場合は、シェアチャリを使います。
わたしは毎週3回程度使います。1回の費用は1.5元です。この金額はバスの運賃と変わりませんが、歩くには距離があるけどバスが不便と言うようなときに利用しています。
見渡せば大抵自転車を見つけることができるので、とっても便利です。
4)買い物代行サービスが素敵
近所のスーパーはアプリで注文した物を30分以内で配達してくれます。39元(約660円)以上買い物すれば届けてくれます。配送費はほぼ無料です。
重たいものも問題なく配送してくれますので、車がなくて大変だなと思うこともありません。
商品の管理や品質も悪くなく、もし問題があれば写真をアプリ経由で送るだけで返金交換の対応をしてくれるので不安もないです。
日本に帰ったらこういうサービスはないか・・・
ただ日本でこのようなサービスを低価格で利用することはできないでしょうね。そうなると道具としての車を持つ方がコスパが良いのかもしれません。
でももう6年もまともに車を運転していないので、運転技術も衰えているかもしれないし、やっぱり車を持たない暮らしを考えた方がよさそうです。
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そして別の話題になりますが、公共交通機関や配送サービスが低価格で提供できるのには、やっぱり理由があります。
安い労働力を豊かに集めることが「まだ」できるというのが中国の強みです。そして中国の配達のお兄さんたち、決して夢のない仕事ではないんです。
知人に配達の仕事をしている人がいますが、1日150元くらい稼ぐことができると言ってました。月に4000元くらいの収入だそうです。
学歴がなかったりする場合、月4000元の収入は悪くはありません。そして小さくても自分が自分のボスという生き方が好きって言う人もいます。
というわけで、このあたりの仕組みを善悪で判断するのはとっても難しいなって思います。
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中国に来たばかりの頃は、出前や配達サービスは今ほど便利ではありませんでした。でも6年ですっかり様変わりしています。コロナも人々のライフスタイルに大きな影響を与えています。
この先、どんな変化があるか楽しみです。
変化が大きいので、マイカーいらない!!なんて言っている私が、来年の今ごろには車を買っているかもしれませんね。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
また明日!
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