Qiita移行先としてのNotion
さて、前述の通り、脱Qiitaの動きを本格化していこうと考えているところですが、やはり一番の問題は移行先です。
Qiitaはプログラマー(エンジニア)向けを謳っているだけあって、コードの埋め込みやハイライトなど極めて強力なツールを備えており
それ相当の機能を持ったエディタを探しきれなかったため、移行できずにいました。
そんな中、Lifehackerで気になる記事を見つけました→
おっこれよさそうじゃん。ということで試してみることにしました。
データの扱われ方
TLDR: Notion does not own your data, nor do we sell it to others or use it for advertising. It's your data, period ✌️
「概要: Notionはあなたのデータを他人に売ったり広告表示に使わないよ。それはあなたの情報だからね✌」
とのこと。大変心強いです。
エディタの感触
マークダウンではなく、WYSIWYGエディタが提供されています。
使い勝手はnoteのそれと近いです。
コードブロックやハイライトにももちろん対応。
インタラクティブな表や、チェックボックスなども作ることができます。
各種コンポーネントの挿入などは、マウスに持ち替えずとも「/」キーを押してからワード検索でサクッと行えるので割と気持ちいいです。
ページの管理
ページは左側のツリーで管理されます。
ページの下にさらにページをぶら下げることができ、ディレクトリ構造のように管理することができます。
他サービスからの移行
各種サービスからのインポートに対応しています。
Evernote、Trello、Asanaに関してはアカウント連携でインポートを行えるようですが(未確認)、そのほかのサービスはローカルからのアップロードにのみ対応しているようでした。
試しに、Qiitaの記事のMarkdownを保存し、「Text&Markdown」からインポートしてみると、サクッとページになりました。
Qiitaの元記事:
インポートした記事:
Qiitaには存在するコードスニペットのキャプション(「一般ユーザ作業」と記載された部分)やコード種別の情報が欠落してしまっていますが、大きな体裁の崩れなどもなくインポートできました。
若干行間が狭くなりますが、個人的にはそこまで気にしません。
QiitaにあってNotionにないもの
これは割と重要だと思っているものですが、ずばり「目次」です。
もちろんNotionにも目次は存在しますし、簡単に挿入することができます。
しかしこの目次、挿入した場所から動いてくれないのです。
Qiitaの場合、記事のスクロールに合わせて追従し、またどこの段落を見ているかハイライトしてくれます。
この機能のあるなしで読みやすさがかなり変わってくることに気づきました。
しかし無いものはどうしようもないため、区切りのいいところで別記事とし、親記事にぶら下げることで運用回避を試しているところです。
おわりに
Notionはとても使い勝手の良いデータベースだなと感じました。
コードスニペットを伴った技術記事だけでなく、チェックボックスを用いたToDoリストや日記、アイデアノートなど、文字ベースのものなら何でも放り込めるし、ショートカットキーで様々な機能をサッと呼び出せるのでストレスも少ないです。
ただ、技術記事を書く・読むというところではQiitaの方が優れている部分もあると感じました。
(運用回避できないかテスト中)
これからしばらくの間 並行運用してみて、本格的に移行するか検討したいと思います。
問題があるとすれば、デフォで公開範囲がプライベートになってしまうことですね…
Web公開もできるようですが、どういう風に公開されるのか後で検証してみたいと思います。
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