Qiitaコミュニティガイドライン改定に思う

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本日、Qiitaのコミュニティガイドラインの改定が発表されました。

https://blog.qiita.com/notice-community-guideline-update/

ざっくり、利用規約とコミュニティガイドラインの関係性の改善が行われたとのことですが、引っかかったのは以下の部分です。

Qiitaで投稿することが望まれる記事
・自分以外のエンジニアにとっても価値のある情報
・プログラミング
・インフラ(OSや各種ミドルウェア、クラウドインフラ含む)技術
・エンジニアマネジメント
・エンジニアのキャリア論
・デザイン
・数学
・開発手法
・設計
・etc

これについては異論ありません。技術者向けを謳っているので、訪問者はそういった記事があることを期待しているでしょう。

続いて、投稿すべきではない記事についても記載があります。

Qiitaで投稿するべきではない記事
・特定の誰かにのみ価値のある情報
・テスト記事
・自分だけしか理解できない表現などを用いたメモ
・自己紹介記事
・日報など、内容が他者に向けた情報ではない記事
・etc

実はこれについてもおおむね異論はありません。
ググってヒットしても内容が残念だとか、「-site:qiita.com」必須だとか言われているところを払拭したいのでしょう。

で、自分が書いた記事はどうだろうなと思って振り返ってみたところ
「~メモ」「~するときに使ったやつ」「自分用 ~」などといったタイトルがほとんどではありませんか…

また必然的にピンポイントの記事となってしまい、「特定の誰かにのみ価値のある情報」「自分だけしか理解できない表現などを用いたメモ」「内容が他社に向けた情報ではない」に思いっきり抵触しています。
これは望まれていない記事ということですね…

また、利用規約をよく読むと「登録ユーザーは、当社に対し、投稿内容を利用(複製、複写、改変、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含む。)する権利を無償で許諾するものとします。当該利用許諾の範囲には、本サービスを通じて、当社が他の登録ユーザーに対して投稿内容の利用を再許諾することも含むものとます。」(第7条第1項)などと記載があり、なんだかなあと思っていたところでもあります。


無料で使ってるんだからそのぐらいええやろ、というのもある程度理解はできますが、せっかく書いたのにサクッと持っていかれるのはちょっとなあと思い始めてしまいました。

いっそのこと引っ越そうかなというのは前々から考えていたところではありましたが、あれほどリッチなエディタが使える代替サービスを見つけられず、考えるものの立ち消えというのを何度も繰り返していましたが
いよいよ本腰を入れる頃かなというアレでした。


追記 (2022/01/11)

Zennへの順次移行を行うことに決めました。

決め手としては

  • Qiita等と同じようにマークダウンで記述できること

  • 記述内容について厳しい縛りがないこと

  • 利用規約の「第6条(著作権)」において、第三者による無断転載・二次利用が明確に禁止されていること(おそらくZennそのものに対しても)

が挙げられます。

様子を見ながら、順次記事の移行をしていくつもりです。
移行し終わった記事やアカウントの処遇については追々考えますが、全消しするかもしれません。

Qiitaでストック、ブクマしてくださったみなさま、お手数をおかけし申し訳ありません。


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