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愛川町「温かい中学校給食」取材

愛川町の「温かい中学校給食」を取材しました。

以下、7月16日発行のリリース引用

今年9月からの「温かい中学校給食」開始に向けて、7月16日、給食を調理する町立小学校の給食室の改修工事が始まりました。
 愛川町では「温かい中学校給食」の提供にあたって、近隣の小学校の給食室で小・中学校分の給食をまとめて調理し、中学校へ配送する「親子方式」を採用(小・中で同メニュー。中学校へは量を増やす)。調理を担当する小学校の給食室では、調理する量が増えるため、調理器具の増設や更新などの工事が必要となったものです。
 工事は、夏休み期間に合わせての実施を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏休み期間が短縮(8月3日~19日)されたため、騒音が発生する工事は授業のない午後の時間帯に行うなど、学習環境に配慮し、予定通りに工事を完了する見込みとなっています。
工事は8月下旬までに完了し、9月4日から「温かい中学校給食」の提供を開始する予定です。
なお全ての中学校に「親子方式」で給食を提供するのは県内初となります。
●中津第二小学校・菅原小学校から愛川東中学校へ配送
●田代小学校・高峰小学校から愛川中原中学校へ配送
●半原小学校から愛川中学校へ配送
「温かい中学校給食」導入の経緯
 愛川町では平成21年度から、民間施設で調理された給食を弁当箱に詰めて中学校に届ける「デリバリー方式」での中学校給食を開始しましたが、衛生面に配慮し冷却して配送することから、利用率が約30%台と低迷していました。
 生徒や保護者からも「小学校で食べていたような温かい給食」を望む声が多く、平成29年度に庁内研究会を設置。町では、「中学校での自校調理」「センター方式」なども含めて検討した結果、効率性やコスト面で優れる「親子方式」の採用を決定しました。
 「親子方式」の実施にあたっては、調理した給食を外部へ配送する場合、小学校の給食室が建築基準法上の「工場」扱いとなり、市街化調整区域や住居専用地域に立地する小学校には「工場」を建てられないという課題がありましたが、神奈川県と協議を重ね、県の特例の許可を受け、実現に至ったものです。

こちらが取材音源です。


中学生たち、温かい給食を食べておおきくなれよー


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