平山橋 (愛川町日記 2015年3月30日より転載)
久しぶりに平山大橋・平山橋を見てきました。
特にいいですよね、平山橋
歴史の趣を感じます。今はライトアップもしているんですよね。
資料をくくると
神奈川県
大正/1913
鋼製3連トラス橋、橋長112m、幅員4.5m
1基
神奈川県愛甲郡愛川町田代字下河内~平山
登録年月日:20041108
愛川町
登録有形文化財(建造物)
相模川水系中津川に架かる3連の鋼製下路式曲弦プラットトラス橋で,橋脚には布積の石張を施す。支間長は37m。大正2年に左岸1連の鋼製トラスと右岸2連の木造トラスで開橋し,大正15年に木造トラスを鋼製トラスに架け替える。現在,歩道橋として利用。
(「文化遺産オンライン」より)
今ではとなりに平山大橋ができて歩道橋になっている平山橋ですが
橋に残る大戦中のアメリカ軍艦載機の銃撃跡。
昭和20年(1935年)2月17日に米軍機が厚木上空で機銃掃射を始め、
その頃、平山橋も機銃掃射を受け、牛車と引手が被害を受けているそうです。(地元ではグラマン機と言っています。)
いまでも、機銃掃射を受けて空いた穴が、各所に苦い記憶として刻まれています。
あれから70年。70年前も同じように愛川町に春が来ていたんですよね。
戦争の記憶として長く留めて欲しいです。