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oyado:まさしく忘れられない宿・・・青根温泉 不忘閣

2020年冬の湯の旅、以前からずっと行ってみたかった宮城蔵王近くの青根温泉 不忘閣に行くことができた。
歴代の伊達藩主御用達のお宿で、もうとにかく佇まいが素敵。

中庭の雪景色と青根御殿。素敵。

雪が降ってきたこともありチェックインの少し前に到着したものの、どうやらまだ
従業員の方がいらっしゃらないようで声かけても返事がない。
途方に暮れていると、毎年この時期に宿泊されているという常連の方が「そろそろ女将が来る時間になるから、中に入りましょう」と声をかけてくれた。
お話しすると、毎年この年末年始で不忘閣に来られているそう。でも板長が3日は違う料理を出せないっていって最長でも2泊しかできないんだよねって。
同じ料理が含まれてもいいんだけどなあって話してた。
俄然、晩御飯が楽しみでなりません!!!!
しばらくすると、女将さんが到着しチェックイン時間になってお部屋に。

この雰囲気サイコー

お部屋は「不忘庵」という、高台にあるの場所なので90段くらいひたすらに階段を登る。高台にあるのは客室だけなので、お風呂に行くたび・ご飯のたび、何かにつけてはこの階段を往復することになる。・・・いい運動だよねぇ。
冬の東北の旅館に必ずと言っていいほど置いてある丹前(浴衣の上から着るウールの浴衣のようなもの)を着るのもなんか好きで、外からたまに吹き込むキンキンに冷たい風が嬉しくなる。
冬はやっぱり東北に来たい。

不忘庵の入口からの
階段がえらいこっちゃ

さて、お楽しみのお風呂は6ヵ所もあってしかも2ヵ所は貸切風呂。
こちらは大湯。政宗の湯。

表面がキラキラと輝いてとても雰囲気がある浴槽
めっちゃ広いのよ。泳げる。。
ガラガラと扉を開けると浴場の扉があり、階段降りたらすぐ着替えるところ。そしてすぐ湯船。

私的には大場が気に入った・・・・
なんか雰囲気・・・良くないです????
そしてライティングが素敵で、水面がキラキラ。透明な泉質だから湯に落ちた針先まで見えるらしい。

こちらは半露天。この日雪だったので寒くて出られず、長く滞在した
良い雰囲気〜しかし吹き込む風がめっちゃちべたい


こちらは内湯。内湯のもくもくした湯煙の感じが好きだ

そして貸切風呂の、蔵湯。明治からこちらの旅館にある蔵を改装してお風呂にしたそう。
蔵に入った瞬間ドドーーーーーンと鎮座する檜風呂。荘厳な雰囲気。

うっかり、くらゆゆうじと読んだわたし
蔵に向かうまでの雰囲気もよい。
蔵湯の入口に提灯。いい提灯だなあ
この雰囲気は素晴らしい。
これが貸切にできるとか素晴らしいよ

泉質:単純温泉
効能:不眠症, ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など), 関節リウマチ, 五十肩, 腰痛症, 神経痛, 疲労回復
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浴槽の色:透明。とにかく透明でキラキラ
香り:無臭
源泉:52℃
浴槽温度:42℃ほどではないかと思うけど外気がちべたいから熱く感じる

日本秘湯を守る会HPおよびくまりえ調べ

さてさて、お楽しみの晩御飯。個室にご案内されました。
コロナ真っ只中でお邪魔したので、個室でのお食事がありがたかったな。

嶺岡豆腐、あと3つくらい食べたかった
お椀
自家製手打ちそば
すき焼きー。お肉もっと食べたかった
茶碗蒸しには目がないワタシ
揚げ物もお上品でした。米揚げたやつがおいしい
この煮魚が美味しくてご飯ください!でした

すべてのお皿がすばらしくて味もおいしかった。
しっかり会席料理でした。
確かに、これは連泊してもう1日全く違うお膳を食べてみたくなるけど何品か同じでも全然良いなあ。。そこは板長の拘り。自分が出す側として考えると理解できるけど。

朝ごはんもおいしかった。

ご飯はしっかり2杯は食べる

朝、女将の青根御殿見学ツアーを開催してくださり、そちらに参加した。
歴史的にみても、文学的にみても貴重なものが保管されていて、行く価値あり。

 ○くまりえの好みで勝手に評価○
お宿の雰囲気・・・・・・・・・・・・・・・・★★★★★
泉質とお湯・・・・・・・・・・・・・・・・・★★★★★
お風呂の雰囲気・・・・・・・・・・・・・・・★★★★★★★★★★
お食事(量)・・・・・・・・・・・・・・・・★★★★☆
お食事(味などの好み)・・・・・・・・・・・★★★★★★★★★★
スタッフの方々の対応など・・・・・・・・・・★★★☆☆

絶対リピートしたいお宿。しかもやはり冬がいい

星5が最上にしたいのに、ここは抜きに出て10。
いろんな日本の宿に泊まってきたけど、今のところここのお宿がダントツ1位。

余談ですが・・・・
近隣にある、蔵王酪農センターにある直売所がおすすめ観光地

このゴルゴンゾーラのアイスが美味しい

ここの軽食食べられるレストランのピザが美味しい。チーズフォンデュなんかもあって、チーズ好きにはたまらないはず!


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