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体力がない…

私は体力に自信がありません。すぐに疲れてしまいます。それは子どものときからです。めいっぱい遊んだ次の日はぐったりして動けなくなることがよくあったし、マラソン大会は貧血で倒れたりしていました。でも人一倍の好奇心があるので楽しいことには参加したいし、みんなでその時間を共有するのも大好きです。とはいえ、自分が原因でその場に水を差すようなことはしたくないので無理そうな計画には事前に勇気を持って断ることも心掛けてきました。

先日、複数人でいた時に私が「ちょっと休憩するね」と休んでいたときのこと。ある人に「体力がないってどういう感じ?年配でもないのに、それって気持ちの問題ではなく本当に無理なんだよね?」と聞かれました。詳しく聞くと、友人と遠出をして食べ歩きをしている途中で疲れたからこの先は一人で行ってきてと言われた。気に障ることでもしたかと思って問いただしてもそんなことないと言うだけ。何となくずっと気にかかっていたという話でした。だから私は「体力は気持ちとは別のもの。楽しみたいけど頑張れない申し訳なさがあると思う。年齢もあるけれどその人の性質だと私は思っているから気にしなくていい」ことを伝えました。そんもんなんだね、と言いながらも腑に落ちない感じでした。その人いわく、次の日にだるいなと感じることはあってもその場で動けなくなるほどのことはないし、体力を理由に断ったりは想像できないことだったと話してくれました。

体力って「=気持ちの強さ」、(体を鍛えることで得られる成果もあると思いますが)心の持ちようでどうにかなるものだと思われがちです。そして体力のない本人も、気持ちでどうにかしたい、しなければと思っています。でも、走るのが速いか遅いか、歌が得意か苦手かと同じだと私は思うようにしています。そういう人もいるし、いていいんだと。だから罪悪感も感じなくていいと思うようにしています。

でも体力のあるみなさん、私たちの体力のなさに遠慮することなく何でも誘ってくださいね。断ることもあると思いますが、楽しみたい気持ちは人一倍あります。
ということを伝えたかったお話でした。


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