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再生数の伸ばし方 〜新企画動画で100万再生を達成する方法

今日も見ていただきありがとうございます!
株式会社Kumarba代表の樋渡(ひわたし)です。
今後もみなさまに有益な情報を小出しにできればと思いますので、よかったらフォローよろしくお願いします。

弊社は登録者数49万人、総再生回数8億回のキッズ向けYouTube「クマーバチャンネル」を運営しています。
その知見を活かして、今回はYouTubeで新規企画動画の伸ばし方について話していきたいと思います。


はじめに

YouTubeチャンネルの運用では、基本的に1チャンネル1カテゴリの方が伸びると言われています。なぜならばYouTubeのアルゴリズム的に、新しく配信した動画の評価は普段のチャンネルの視聴者がどう反応したかでみているためです。

たとえば歌動画がメインの「クマーバチャンネル」は、歌が好きなお子さんが見ているので、そこに歌以外の動画を配信すると離脱する傾向が見られて中々新規企画の動画の再生数が伸びないのです。

しかし「クマーバチャンネル」では新企画に挑戦し、100万再生を超える動画を誕生させることに成功しました。
約1年半かけてPDCAをまわし、成功を収めたノウハウを公開いたします。

新企画「おもちゃ動画」に挑戦

「クマーバチャンネル」は2019年5月から配信をスタート。童謡やキッズソングのカバーなどの歌がメインコンテンツで、歌動画が多く視聴されています。

新しい視聴者層の獲得のため、2023年2月からおもちゃ動画を月に1本のペースで配信スタート。まずはお子さんに人気の「トミカ」を用いた動画を配信しました。
↓初回投稿動画

しかし、普段の視聴者が歌動画が好きなため、初期はおもちゃ動画がなかなか伸びませんでした。

初回のトミカの動画のアナリティクス画面

それでも諦めずに月に1本ペースでおもちゃ動画を配信していきます。
そこで、2023年9月に配信したパトカーを用いた動画がヒットし100万再生を記録!
※2024年6月現在:250万再生

パトカー動画のアナリティクス画面

パトカー動画が再生された要因

この動画の流入経路の約8割が関連動画からの流入です。つまり、他の動画の関連動画に表示されてこのパトカー動画に辿り着いています。

そのほとんどが、他のチャンネルのパトカーや消防車などの「はたらくくるま」を用いたおもちゃ動画からの関連でこの動画にたどり着いていました。

GoogleトレンドでYouTubeの検索ボリュームを調べられるのですが、それをみると「はたらくくるま」が強い検索ワードだということがわかります。

ちなみにGoogleトレンドの使い方はこちらの記事にまとめていますのでご参考にどうぞ。

「おままごと動画」も100万再生突破!

パトカー動画が伸びたことをきっかけに、おもちゃ動画の配信ペースを月1本から2本にアップしました。そのため、よりPDCAを早く回すことができて「はたらくくるま」以外にも伸びるテーマを見つけやすくなりました。

次に伸びたのが「おままごと動画」で、100万再生を突破しました。
※2024年6月現在:155万再生

おままごと動画のアナリティクス画面

おままごと動画が再生された要因

この動画の流入経路もやはり関連動画からの流入です。他のチャンネルのおままごとをテーマにした動画や、クマーバチャンネル内のおもちゃ動画の関連でこの動画にたどり着いていました。

Googleトレンドで調べると、「おままごと」は「はたらくくるま」よりも検索ボリュームは少ないのですが、動画のタイトルにキーワードとして「野菜」や「魚」を入れることで、検索で見つかりやすくしています。

おままごと動画のタイトル↓

【おもちゃ】おままごとで遊ぼう!お野菜やお魚、フルーツ、ハンバーガー、食べ物がいっぱい登場するよ!★バナナ、ジャガイモ、ピーマン、パン、ポテト★子供向け知育動画★

新企画の成功

2024年5月の「クマーバチャンネル」で再生された動画TOP10の中で5つもおもちゃ動画が入っています。

特徴としては、「クマーバチャンネル」のおもちゃ動画の数が29本と増えたことで同じチャンネル内での関連動画の視聴が増えて伸びていました。

「クマーバチャンネル」再生数TOP10(2024年5月)

「クマーバチャンネル」の歌動画からおもちゃ動画への視聴やその逆も見られるので、歌動画しかやっていなかった時から比べると視聴者層の拡大に成功しています。

「子ども向け」設定

YouTubeに動画をアップする時に必ず行わなければならないのが、視聴者の選択です。公開する動画が「子ども向け」なのかを選択し申告する必要があります。

「子ども向け」に設定すると他の子ども向けの動画と一緒におすすめされやすくなる。YouTube Kidsでも表示されるようになる。
結果、より子どもに見てもらえる機会が増え、再生数がアップする確率が高くなるので「子ども向け」に設定することをオススメします。

詳しくはこちらの記事に書いていますのでご確認ください。

おわりに

YouTubeチャンネルの運用では、基本的に1チャンネル1カテゴリの方が伸びるとされていますが、「クマーバチャンネル」のようにカテゴリが2つになっても伸びることがわかりました。
新企画に挑戦し、視聴者層の拡大を目指してみてはいかがでしょうか?

「Kumarba社と何か面白いことをやりたい!」「キャラクターや動画を作ってほしい!」「一緒に働いてみたい!」など、お気軽に会社のお問合せフォームや樋渡のXよりDMをお送りください!

株式会社Kumarba:HP
代表・樋渡(ひわたし)X

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