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諦めないで続けた先に、何かはある

2年前に仕事、子育て、大学院の3足の草鞋を履く生活で何もかもがスタックしてしまい、1つ諦めようと大学院を諦めることを決めた。

担当教員の先生にもう諦める旨を伝えると、同じ内容のまま別の雑誌に投稿してみてもう少し頑張ってみようという励ましの言葉をいただいた。

辞めるという決心をしたのにすぐ流されてしまう私。それなら、同じ内容で別の雑誌に投稿しダメだったらやめようと決めた。
その結果、最初に投稿した雑誌より高い IP の雑誌になんとかアクセプト。

次の論文は1報目よりも俄然早く執筆することができた。
しかしレビューに時間がかかり今春卒業はできず。人生塞翁が馬なので、卒業が伸びた分、何かプラスアルファができれば、とは思っている。
無事学位が取れたら、「社会人博士9年かかりました」という記事を書く予定。
9年って・・・長いよね、何か他にできたよね。
でも、この9年で研究に対しての進め方や姿勢などは見についた自信がある。

諦めないで何かを続けることは、その分ほかの可能性を諦めることになる。
正直、辞め時というのは本当に難しい。
あと少しで達成できるかもしれないし、まだ時間が必要かもしれないし、それがわからないからだ。

入試などは、日時が決まっていてその日時での実力で合否が決まる。
でも、人生長い目で見ると、例えば道を歩いていて歩くのが速い人もいれば遅い人もいる。でも歩き続ければ目的地はいつかたどりつける。前を歩いていた人が信号待ちで同じ列に並ぶこともあるかもしれない。

人生は長期戦。
急がずに、でも休まずに。(ゲーテ)


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