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BJ/AJ

タイトルはbefore自問自答とafter自問自答
いままでも「服好きで、ファッション好きになりたい民」だった私ですが、今年2月の自問自答ファッション講座に参加して、自分も服も大事にする、そんなファッションへの眼差しの変化がありました。そんなエポックメイキングな自問自答神爆誕前後を私史に残しておきます。

今後いきなり「あれはB.J.2年の頃」とか言い出すかもしれないし、言わないかもしれない。

B.J

ドメスティック、インポート問わずデザイナーブランドを部屋着からお出かけ着までポリシーなく購入しがち。それもまたバラエティ、と楽しんでいた。
SNSからの刺激でおしゃれな人が着用していたり、かわいいと思ったらすぐに探してポチ!ネットでも、試着でも、かわいいセンサーに触れるとすぐにビビビ⚡️

ただ、手入れ面や、コーデ組がおっくう(考えるのは好きだけど自分のGOサインが出ない)で年に一回着るか着ないかの服がクローゼットの大半を占めていた。

たくさん服を持っているのに、SNSで見るおしゃれな人とはなんかが違うんだ、バチイケの人と対等になれないようなそんな気負いがあった。ファッションの世界は「憧れ」だった。

たしか2022年末くらいからあきやさんのnoteに出会い、おもしろい考え方だな〜とどんどんあきやさん、ガールズさんの投稿に引き込まれた。でもちょっとパーソナルすぎて恥ずかしいなって印象を感じた。恥ずかしいって感想、元を辿れば自分語りしまくっていた10代の頃mixiを思い出して過去の自分に赤面したのだった。とはいえ、リアルの友人に見せられない(見せてたけど😳)思考実験していた。あの頃のネットでのつながりは今も宝物。

2023.1月にオンラインで自問自答ファッション講座の講演会を見た。インスタライブも何度も見た。そのうちに、息子が「また自問自答ファッション見てるね」って言ってた。一番身近な家族にだって、恥ずかしいと思う相手なんかどこにもいないなって気がついた。結局ネットだって、画面の向こうには必ず生身の人間がいる。わたしは画面の向こうの同志に会ってみたくなった。
そして、生身の自分の輪郭をはっきりさせたくて、暫定コンセプトをきめ、三年日記をつけ始めた。

A.J.

2024年2月、自問自答ファッション講座に運良く参加することができた。実際にお会いしたあきやさんは、著書やメディアでアウトプットされているご本人そのもので初めてあった気がしなかった。制服化はブランディング、バッグは自己紹介、シューズは自己評価、アクセサリーはアイデンティティ。百聞は一見にしかず、すごい情報量を素敵な笑顔のあきやさんが朗らかに内包してる。

後日、村上隆の京都もののけ展に行った際に同じような印象をうける。それは、一見ポップで親しみやすく、実はたくさんの情報量…技術、時代、思想、教養、文化、混沌が内包されてる。素敵と思って近よったらすごく濃い〜!って、それって私の「憧れ」の正体じゃん。

好き似合うなりたい論は、好き>なりたい>似合うの価値感を持ってることが判明。好きが繁殖しまくっている今はそれを深めて、なりたい像に寄せていったらいいかもしれないなと、現在地と向かう方向が明らかになりました。

ワード分類もめっちゃ楽しくて、同期の皆さんそれぞれの価値観で「なるほど」と納得&みんな違って違うほどに自分の輪郭がはっきり浮かび上がってきた。私の違和感ワードはやはり女らしさやモテとか要は今まで世間から押し付けられてきた価値観に窮屈さをかんじてしまうワード。母親らしいとか母性とかも窮屈。知らんがなワードは言いたいやつには言わせとけって認識で、真面目とかジャッジされてる系ワードだった。これもまた人によって違うのだけど、私には自由でカオスでユーモラスで自分らしさ全開な世界が輝いて見えるのだ。

好きなこと感覚フィーリング、体験してきたこと、理論立てて集合知にすること(言語化)
生きてる中でバチバチっとはまるのがとても気持ちが良いと思っていることにも気がついた。昔からこの感覚が好きだったのだけど、やっとそれが何か気づいたって感じ。自問自答ファッション講座はアハ体験カタルシスでもありました。

そんなこんなで同期生の方とあきやさんの教えに導かれ自問自答している間に
「ユーモアがあってロマンチストで自分が好きな みんなを楽しい気持ちにさせる あたたかくてエモい古着屋さん」という新コンセプトが爆弾。
理想主義者=ロマンチストってすごく素敵だなと涙が出そうになったワードだった。私にとってはどれもすごく意志の強いことば。
エモい古着屋さんは、人の思いの詰まった宝物を、必要としている人感動してくれる人に丁寧に繋げていきたいなと思って。これは扱ってるものは違えど現職にも通じる価値観なので、案外地に足ついたコンセプトな気がする。そして、たくさんの愛するお洋服を大事にしようという誓いでもある。

そして最後に脳内に住んでいただく師匠がシトウレイさんの「何を着るかではなくどう着るか」と「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」の茨木のり子さんになりましたので、ビビビを大事にしながらファッションマッチョに日々前進していけたらと思います。

制服化はどうした⁈といったところですが、あきやさんはしてもしなくてもいいんです!とおっしゃっていたので笑。
とはいえ、場面場面でたとえば一目置かれたいとき、信頼されたい時、仲良くなりたいとき、ハッピーな気持ちになりたい時etcではこのコーデがベストアンサー!という型を作れて重宝しております。全てを網羅する制服を作れちゃうあきやさんってすごい、と本当に尊敬。突き詰めていけば一つのファッションで全てが体現できるようになるのかな。それもまた、いつかなりたいの一つのかたち。

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