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夢&夢

皆さんに夢はありますか?私には夢がある。I have a dream. おおきな夢&夢スキでしょう?ぼくの夢、メチャクソ無限湧き。
全く関係ないけど、大きな夢&夢って凄い言葉だな。あ、ハルヒの曲だと冒険でしょでしょ?が好きです。
ともかく夢があるわけです、アタシには。
その夢というのは、ツイッターなんかでたびたび言ってるものだけど「脱サラして郊外の古民家カフェを開きたい」というものです。
更に厚かましいこと言えば、人生の楽園と家族に乾杯で取材されたいっていうのもある。
更に、もうこれは厚顔無恥も甚だしいけれど、地元紙で毎月一回掲載されるエッセイを連載したい。そして、それをまとめた本を出版したい。最終的にはローカル書店でトークショーをしたい。

店の名前もいくつか案を考えてます。今のところ、『ハラ笑』が有力ですね。ロシア語のハラショーと「お客様にの底からって欲しい」という意味を掛けた店名です。看板は木彫りです。ロゴの「笑」は笑ってる顔に見えます。
そうそう、古民家カフェと言えば忘れちゃいけないものがありますね。何だかわかりますか? いや、メニューではありません。それは二の次です。……うんうん、そうだね。良いこと言いました。そう、店主の趣味が詰め込まれた本棚です。これ、少しさじ加減を間違えるだけで全部が崩れてしまいます。例えばですよ?いくら好きな本だからって「バカとテストと召喚獣」「いつか天魔の黒ウサギ」などばかり置いても駄目なわけです。「“文学少女”と死にたがりの道化」は置いても良いかもですね。ああ、そうそう、寺山修司は3冊程度に抑えときましょう。「われに五月を」「書を捨てよ町へ出よう」「ポケットに名言を」を自分は置こうと思います。割合としては詩歌集が1割、小説が3割、専門書・評論が2割、漫画が4割程度のバランスで五百冊くらい置こうと思っています。ですから、まずはここに三十万円ほど利用する予定です。
あ、気づきましたか?そうです、漫画の割合が一番多いんです。これがミソですね。雰囲気いい場所でカフェやってる人が漫画好きだと、ちょっと親近感湧きませんか?自分は、そういうのが、好き。
ちなみに「潮が舞い、子が舞い」「月曜日の友達」は絶対に置きます。それと「放課後ひみつクラブ」や「チェンソーマン」「ファイアパンチ」も置きます。そういうね、メジャーなサブカルっぽい本棚にしたいんですわ。その上で、ほんの少しだけずらす。それが楽しいから、みんなカフェをやるんでしょうね。よくわかります。あ、ライトノベルでは「キノの旅」と「学園キノ」だけは全巻置きます。ここは譲れない。「あっ、キノって外伝あるんですね〜」って言ってくれるお客さんをそこで待ち続けるんです。
まあ、これで店名と本棚の構想が固まってきました。他にも色々あります。
カウンターの横には、テレビに取材されたときの写真とタレントのサインを飾ります。新聞の切り抜きも貼ってあります。店内BGMは、完全に自分の趣味で決めます。季節や天気によって流す音楽は変わります。雨の日はアニメ少女終末旅行の劇中歌「雨だれの歌」を流します。日が沈みだしたらフジファブリックで「茜色の夕日」が流れ出します。そういう雰囲気です。ややキザなくらいにします。ただ、音量は小さく曲を知っている人にははっきりと聞こえてくるみたいなところです。
メニューは日によって変わります。ちなみに、このカフェでは近所の醸造所で作ってるクラフトビールも飲めます。クラフトビールで漬けた肉を使った料理が月に一回提供されます。それと、店の裏にある自家農園で採れた野菜を使った料理はもちろん出てきます。
それと、冒頭に書いた新聞での連載ですが、これ連載序盤はカフェの苦労話や新商品開発の話がメインだったんだけれども、ある時ちょろっと書いた店にある本の紹介が意外と好評でそれ以来書評がメインになっています。常連には「料理が上手な本屋さん」なんて呼ばれてからかわれます。
あ!大事なこと忘れてました。SNSでのウケ方です。普段は新メニューの写真と営業日の紹介、最近買った本の紹介を3日に1回ペースで更新します。ただ、自分はたびたびライブや映画に行くため臨時休業をするのですが、その理由はSNSには書きません。しかし、店には張り紙で「〇〇のライブに行くため本日は休業です。」と書きます。ここがポイントです。
それを見た人が「通ってるカフェのマスター、どうやら〇〇のチケット当ててたらしい笑 俺は外れたのに😭😭」と張り紙の写真とともに投稿し、ややバズります(6437いいね、2370RT)。これを引用して自分もちょっと真面目っぽい文言でひとボケします。
その投稿が、自分がライブに行ったアーティストにリツイートされて、ネットニュースに取り上げられます。それからそのアーティストの熱心なファンが一ヶ月くらいちょくちょく来るようになります。結局は落ち着くんですけど。でも、その中から一人だけ常連として定着するようになります。
そうして、いつまでも自分はカフェを続けていきます。なお、店は持ち家です。

以上が私のカフェ経営プランです。皆様ご融資のほど何卒よろしくお願いいたします。


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