経済と投資 ~ 世界の潮流とこれからについて考えてみる ~

日本人の投資意識について思う事があるので書いてみましたm(__)m

『お金』について、日本人はとかく悪いイメージがあるように思えます。

ひとつには、恐らく子供の頃から親に、
「お金に執着してはいけない」「お金お金言うんじゃありません」
といったように教育されてきたからではないでしょうか(汗)。
統計をとったり調べたりした訳ではないですが、
海外では、子供の頃からお金について教育がなされていると聞きます。

言うまでもなく、お金は(交換)手段であり、道具にすぎません(※1)。
犯罪等で得たお金を「汚いお金」と表現する事がありますが、
もしかすると、それはお金が、ではなく「使う人間が」とした方が正しいのかも知れません。

さて、投資と聞くと途端に拒否反応を示してしまう人もいるかと思いますが、実は、恐らく人間みんな投資はしているものと思います。
そんなバカな‼Σ(゚Д゚;)                        という意見はスルーして話を進めます(笑)が、
例えば給与所得を得ている方、給与支給日に日本円を銀行振込で受け取っているとします。
生活費等の為必要な分を引き出し、残りを貯蓄にするとします。

この状態は、『日本円』の『銀行預金』に『投資している』状態といえます。
投資でひとつ重要になるのは、リスク(※2)とリターンのバランスです。
考えた事はあまりないと思いますが、
上記の状態は、元本は預金保険制度により保護(規定あり)されますが、そのリターンは薄い、低(無)リスク超低リターンという事になります。
言うなれば、遊休資産を100%全突っ込みしている?状態でしょうか。

マクロの視点でいえば、やはり経済(お金)は、回ってこそ経済と思います。
湖や川の水と同じく、回らないと悪くなってしまうような気がします。

日銀統計によると、個人の金融資産残高は1,999.8兆円(現金預金1,072兆円)となり、
過去最高となったとの事です(日銀・資金循環統計:2021年9月時点)。

上述の通り、お金はお金でしかなく、手元でただ持ち続けても何も生み出しません。
安全性が担保されるのみです。
ただ、日本人の考え方の根底に今あるものとして、この安全性が鍵になっているような気がします。

少々長文になってしまいましたので、この辺りも含めまた次の文章で書いてみたいと思います。

お読み頂きありがとうございました。
尚、以上は個人の私見・考察であり、なんらかの金融投資等を推進するものではありません(念のため)。
読んで頂いた方の、何か考えるきっかけとなれば幸いです。

※1
交換手段としてのお金は、もの凄い性能だと思います。
【例】Aさんはa1、a2を持ち、Bさんはb1、b2を持つ時で、Aさんがb1を欲している状態
もし物々交換のみであれば、以下の条件が必須となります。
条件① Bさんがb1を、いらない(手放しても良い)と思っている。
条件② Bさんが、Aさんの持つa1、a2のいずれかを欲しいと思っている。
条件③ Aさんがa1、a2のいずれか、Bさんの欲しい方をいらないと思っている。

これらの条件を全て満たす必要があります。
お金なら、①のみが条件となります。

※2
リスクと聞くと危険なものというイメージがあるかもしれませんが、
リスクとは危機、分解すると『危険』と『機会』と表す事が出来ます。
即ちリターンを得る機会とその危険性という感じです。

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