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変化の種類。(20/366)

相手に変化を起こす方法、変わってもらう方法は2種類あると思っています。

1つ目は、相手に意識させて変化を起こしてもらうこと。相手が何か失敗したとき、ただ叱りつけるのではなく、そういうときこそ相手の立場に立ち、「私があなたの立場だったらこうするけどね」と提案する。その提案の内容に納得できれば、その通りに変化を起こしてくれます。もちろん、そうじゃないこともありますが。

2つ目は、相手に意識させずに変化を起こしてもらうこと。相手が失敗する前に、失敗する要因を、失敗しそうな要因をひとつひとつ丁寧に取り除いていく。それがどんなに小さな要因だったとしても。そうすれば、これまでは失敗しがちだったことが、なぜか失敗しなくなってくる。相手にしてみれば「なんか使いやすくなった気がする」という感じ。

私は後者が好きなんですよね。「なんか使いやすくなってない?」「私もそう思いよった」「なんか変わったっけ?」「う〜ん・・・あ、こことここ変わってない?」「たしかに!」的な。その変化に気づかれなくても私はなんとも思わないんですが、この「なんとも思わないこと」にはひとつの落とし穴があって。

それは、有言実行と不言実行の違い。やっぱり「やります!」っ言ってからやっちゃう有言実行の方が応援者が増えるんですよね、公言してるので。一方、不言実行の方は公言してないので、頑張ってなんとかやりきったとしても「できて当然」と思われてしまったり。有言不実行よりは不言実行だと思いますが、不言実行よりも有言実行です!あれ?なんかテーマ変わってきちゃいましたね。

話を元の戻すと、どちらの方法にせよ、相手がいまどんな状況に置かれていて、どういう気持ちになっていて、どういう状況に置かれることを望んでいて、どういう気持ちになることを望んでいるのか。つまり、相手の現在を観察して、未来を推察することが必要で、それができるようになるためには、相手と同じ視点で物事を見ることも大事だけど、相手を中心としたもっと高い視点、もっと広い視点から見たり、考えたりすることができるようになることが必要。

#デザイン #あつまる #ATSUMARU

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