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★間違いが有ったみたいです。修正しますのでしばらくおまちください。深田萌絵さんすいませんでした★【衝撃の事実】 熊本県が大企業〇〇の為に猛毒排出を隠蔽していた。 深田萌絵さんのYouTubeをみて。

深田萌絵さんは、非情に影響力の大きいYouTuber(?)のかたで、経済の話とか面白く見せてもらっているのですが、こと環境のことになると周りに詳しい人がいないのか?もしくはわざと恐怖感と忌避感を煽って再生数を増やしているのかな(?)と思うところです。(再生数を増やすために自分の思っているところを語るのは悪いことではないと私は思っています。)
明らかに、間違っているところや、見ている方がミスリードされる点を上げてみたいとおもいます。
しかし、深田さんとお話ししている熊本の環境関係の人って一体誰なんだろう?
頭の数字は、深田さんの発言の時間です。
なお、私もすべての事実を拾い切れているところがあります。まあ、軽い気持ちで読んで貰えればともいます。

  • 1:12 フッ素化合物の話を始めているのですがこのときに、有機フッ素(今話題のPFOSやらPFAS等の発がん性が問題になっているやつ)とふっ化水素及びその水溶性塩(高濃度ではかなりやばい化学物質ですよ)がごっちゃになっているのかなと思います。この二つはフッ素とついていますが別物の方向性の化学物質だと考えた方が良いです。

  • https://www.youtube.com/live/br0lr4zqdB8?si=Y6gBzclgr7d5TMxU&t=72

  • 3:23 ブルーで書かれているのは塩化第二鉄です。一般的には排水処理プラントで凝集沈殿剤として使われます。汚水を浄化するために使っている者です。これは使い切りなので環境に排出されます。凝集沈殿剤は、このほかにも高分子ポリマーやアルミの化合物なんかが有名です。

  • https://www.youtube.com/live/br0lr4zqdB8?si=enbLVACLWBUa1yMZ

  • 4:04 令和3年、令和4年でフッ素化合物の排出がゼロになっている。そんなことあるかい!という突っ込みをされています。確かに、フッ化水素酸関係の化学物質が排水に排出されないということは、不思議なことですよね。確かにそんなことはあり得ないでしょう。ただ、PRTRにおける集計において、排出がゼロになった場合ふたつの可能性があります。一つは、PRTRにおいて排水や廃棄物に含まれる化学物質の含有量が1%未満となった場合が考えらます。PRTRという制度では、排水や廃棄物内の化学物質の報告は1%以上から報告となっているため1%未満になった場合はPRTRの集計上見えなくなってしまうということがあります。報告されている年までは1%を超えていて、その後SONYが努力して排水や廃棄物内のフッ化水素酸化合物を1%未満に抑えこんだ場合、PRTR制度では排出量が確認できなくなります。もう一つの可能性は、排水や廃棄物といった排出ではなく、リサイクルに回したのではないかという場合です。PRTRの定義する環境への排出ではなく有価物として次の製品になってしまうと、これまたPRTRという制度では追っかけられなくなってしまうのです。(私は、濃度が1%未満になったパターンかなと思っております。)
    皆さん、ご記憶でしょうか?日本政府が韓国に対してフッ化水素酸を輸出管理措置をかけたときに、韓国がめちゃくちゃおこってきたところを。それほどフッ化水素酸というのは大切な物質です。半導体でつかって汚れたものでも、ちょっと手を加えれば宝石やガラスの加工には十分使える品質です。したがってリサイクルに回っていく量が増えたということも予測できます。ちなみに、熊本県にフッ素のリサイクル事業者が進出してくれないかと私は切に願っております。

  • https://www.youtube.com/live/br0lr4zqdB8?si=E0Wjug9GZSX6B73s&t=246

  • 6:29 京大の原田准教授も、PFASとフッ酸の話を同じ土俵でされたら困るんじゃないかな?ついでにいえば、PFOAに関して言えば世界屈指の汚染が淀川にあって、昔から検査や調査がされてきています。淀川周辺での健康影響に大丈夫なのかといった疫学調査はまだとりまとめているところなのかと思うのです。もう、きっとPFOA等の危険性の評価がでているのではないか。本当に恐れるべきものなかはもうすぐ判るかなと期待しています。下記のアドレスのあたりから勉強すると良いかなと思います。

  • https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2013/134051/201329003B/201329003B0001.pdf

  • https://www.youtube.com/live/br0lr4zqdB8?si=jEoPi4ReEdFUH04a&t=389

  • 8:12 フッ化水素酸化合物と有機フッ素がの毒性がごっちゃになっているのと、何に気をつけなければいけないのかという話を簡単にします。
    高濃度のフッ化水素酸化合物(HF)は、毒物に指定されている本当にやばい化学物質です。工場で使う濃度のものが皮膚についたら、皮膚から吸収されて骨のカルシムについて骨が腐食し治癒しません(余談ですが、フッ化水素酸を使うときはグルコン酸カルシムジェルを作っておき、すぐに身体にぬれるように準備しておきます。また、病院に行って静脈注射してもらうためのクルコン酸カルシウム注射液を準備します。カルシムを過剰量投与してフッ素による腐食を防ぎます)。フッ素がカルシウムと結合するという話を書きましたが、低濃度のフッ素が何に使われているご存じでしょうか?虫歯の予防に使われています。低濃度のフッ素であればカルシムと結合し、歯牙表面がむし歯に溶けないフッ素化アパタイトに変化して虫歯予防ができるのです。
    はなしが又変わりますが、熊本の水道水が100%近く地下水と言って自慢していますが、逆に何故白川の水を水道に利用しないのでしょう?逆に白川の水が何故利用できないのか考えたことがありますか?
    それは、白川は阿蘇由来のためフッ素の濃度が飲用に使うには濃度が高いのです。(この話はこれだけで、一つかけるぐらい大変な話なのでまた後日書きたいと思います。)

  • 先に書いちゃいましたが、多分ですがSONYの熊本工場もフッ化水素酸別に出してないよとほおかむりしているわけではなくて、PRTRの集計で出てこないわけだと思います(自分の経験上)。多分、SONYの熊本工場でも下水道法の受入基準や水質汚濁防止法の排水基準があるのでフッ素の濃度は測定しているはずです。深田さんはこういう動画を流すのも大切ですが、この情報を持っているところに問い合わせをして見てはいかがかなと思うのです。

  • 9:00 熊本県ひどすぎますよね。って言っていますが、PRTR制度は紙で報告するかたは県への報告ですが、現在は大企業はNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)を経由して経済産業省に報告されると覚えております(間違っていたらごめんなさい)。
    https://www.nite.go.jp/chem/prtr/dtp.html
    少なくとも集計したあと、PRTRインフォメーション広場に掲載されたら見ることができます。本当にやばい物質が一杯掲載されています。フッ化水素酸を甘く見ているわけではありませんが、フッ化水素酸(いわゆるフッ素)の問題は熊本県では半導体工場より自然の井戸水や河川水の方がどちらかと言えば大きな問題ではないかと思います。下記URLの12ページと211ページあたりを参照。
    https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/51/143083.html

  • 9:18 TSMCの秘密保持契約があると誰が言っているのかな?これ、どんな会社でも企業秘密だから教えてくれないと思いますよ。
    それよりも、県の施策のPDFの18ページを見てください。
    https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/231649.pdf
    上段はJASMの排水処理とその調査について書かれていて一般的な対応といえるのですが。この下の段・・・・かなりエグくないですか?
    一番下のPFASの調査環境調査は別にして・・・・このように書かれています。
    2 更なる環境モニタリング(水質・大気)
    新たな半導体工場稼働前時点で、法令による規制物質に加え、規制外物質も含めた追加モニタリングを行い、工場稼働前後の環境変化を客観的かつ科学的に把握。
    【追加モニタリンング】・金属類:ガリウム等の金属18項目・化学物質:有機フッ素化合物250項目、その他の化学物質10,000項目(スクリーニング調査)

    ・・・・・・・・・金属18種、PFAS系250種、その他で10,000項目を追加で調査する。JASM(TSMC)が教えてくれないのなら、測定できる物質を徹底して調べると県と熊本市は言っています。
    もしも、この調査の実施をJASM(TSMC)が了承しているのであれば、それはJASMがものすごい譲歩をしていると思いますし、これを調査をJASMに承諾させたのなら、熊本の行政(知事を含め)はかなり優秀だと思います。
    この結果どこまで詳細に報告されるのかは判りませんが、半導体関係者が解析すればJASMの工場で秘密にしている工程(いわゆる企業秘密)ばれてしまう可能性があるのではないかと思います。
    おもしろいので、ダウンロードしておきました是非最後のページの下段を見てくださいね。

  • これでも不安に思われる方は多いと思いますし、私も不安はあります。安全という事実と、安心という信頼感を両立するのって本当に難しいし大切だなと思うところです。特に安心って信頼関係が大切なのですがなかなか、行政の発表を県民市民国民がちゃんと受け取るのって難しいんですよね。(環境省が水俣病の患者団体のマイクのスイッチを切ってしまうような世の中ですしね。(;。;))

  • それから、TSMC進出で問題になるのはフッ素(フッ素酸の方です)かなと思っておりました。やっと深田さんような影響力のある人が少し的外れではあるけど、取り上げてくれたのは良いことかなと思ったところです。

  • 最後に、深田さん。SONYから「県と結託して環境汚染をしている!!といった事実無根な情報を流布して、名誉と会社の価値を毀損された。」なんて感じで訴えられませんかね。大丈夫ですかねなどといらぬ心配をしてしまったりします。

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