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車の取り合いから見えたモノ。61/100

数日前の幼稚園であった出来事です。

普段あまりくち達者ではない男の子(Aくん)と息子の間で『車のおもちゃの取り合い』がおきました。

息子は体格的に大きな方で、力も強いのでたいていのことでは負けないのですが、Aくんは数少ない息子より大きな子で二人で対決すると息子が泣いて終わるといった構図がよくある関係性でした。

特別仲が悪いわけではなく、喧嘩したと思えば一緒に砂場で遊んでいたりもしているのできっと二人なりの距離感だったり、気持ちの切替方法があるんだと思います。


まぁそんな二人の間で先日は車のおもちゃの取り合いが始まったわけですね。

車のおもちゃといっても乗って遊ぶタイプのおもちゃです。こんなやつ。

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息子は別の子と一緒に車を使い、つまり2台を両手につかんでいたわけですがAくんはこの赤い車を両手で引っ張り、なかなか奪えないこともあり叩いてみたりしながらなんとか車を取ろうと必死だったわけですね。

周りの大人としては別の車を勧めたりもしましたが、Aくんは絶対にその赤い車が良いと訴えます。息子も同じです。


結局力技で車はAくんのもとに渡り、息子は泣き妻が慰めて場が終わりました。

これはどっちが正義かといった話ではありませんしどっちが良いのかとかはどうだって良いのです。

願わくばお互いの納得の上で使えるようになって欲しかったですが、衝突していく中で掴めるようになっていくでしょう。


今回については息子としては他に一緒に遊んでいる子と使っていた車だったから渡したくないと言うのが主張でした。

Aくんはなかなかうまく意思表示できないので、その時はわからなかったのですが少し時間が立って車に乗って遊んでいるところで話をしてみると、その車は『朝から自分が使っていたから自分のものだった』という主張でした。

この話を聞いて、私はなるほどねと思いましたし、だから二人は衝突したし取り合いになったのねーと思いました。


やっぱり、子供たちには彼らなりに譲れない理由があるんです。必ず。

そこを大人が介入することでなんとなくの解決になってしまうと、子供どうしに解決する力が身につかなくなるし、困ったら大人の介入を目論む子も出てくるのでなるべく最後まで見守り、お互いの意思を聞いて、聞き出してって言うことが非常に大事なんだと気付かされた日でした。

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