1月は、私の父の誕生月であり
旅立ちの月でもあります。
享年57歳。
ちなみになんと偶然にも舅も1月生まれ。
まだまだ元気でいてくれてます。

父のことは大好きです。
男性として、人として、
どうか?と思えるところもたくさんあるけど、
それでもやっぱり大好きなまま。

何かあると父は必ず、
事実確認から入ります。
他者からの伝聞ではなく当事者の私に尋ねます。
「○○と聞いたが、それはどうなんだ?」と。

事実確認した後は、
まず私の言い分・意見を聞いた上で、
自分の考えを伝えてくれました。
それも決して押し付ける訳ではなく、
自分はこう思う。
こんな考え方・見方もあるぞと。

私が悪さをした時でさえ、
この姿勢は変わらなかった。
だからこそ、
大好きだけど、誰よりも怖い存在でもありました。

「自分の言動には、自分なりの理由がある」
「その理由を他者に理解させられなければ、
その言動は正しくない」
父から受け取った教えです。

この教えが良いか悪いかは、
意見が分かれるところかとは思いますが、
私の心に深く染み渡っています。

すでに父に直接尋ねることは出来ませんが、
何かに迷った時、必ずこう問いかけてみます。
「父なら、どう言うだろうか?」
「父なら、どうするだろうか?」

私の心の中で、
父は生き続けているようです。

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