目指せインスタグラマー!フォロワー1,000人行くまでにやったこと ~ 前編
昨年の夏、友人に勧められてインスタ運用をはじめてみたところ、半年以上かかりましたがようやくフォロワーが1000人超えたので記念パピコ(古い)してみました。
今、自分で作った低脂質料理を粛々とあげ続けるインスタアカウントを運用しています。
専門家の方たちがインスタマーケに関しての記事をよく執筆されていますが、この記事はそれとは一線を画します。なぜならば、1円もマネタイズしていないのでマーケを語れるレベルではないためです。そのため、インスタを個人が運用することに関しては書きますが、決してマーケティングに使える代物ではないことはご了承くださいませ。
(なお、マネタイズする気もなければできる気もしないという状況です)
1,000人を超えることが特にすごいとかでもないと思いますが、私も半学半教(学業の進んだ者が他の者を教え、同時にさらに上級の者に学ぶという仕組み)という文化の中で学んだ人間でもあるので、まだまだ勉強中の身ですが、今まで学んだこと・悪戦苦闘したことをまとめてみます。
インスタグラムとは?
もはやこの章入れる理由もよくわかりませんが、InstagramはFacebook傘下の画像投稿アプリですね(適当)。とりあえずリア充が使っているイメージです。
最近だと発見タブという虫眼鏡のアイコンの活用方法がしきりに議論されていますが、油断してインスタ映えする写真イイネしまくると、おすすめユーザー欄がナイスバディな美女とマッチョの男子で満ち溢れるので気をつけてください。(当社事例)
一応章立てしてしまったので、情報発信側の義務かと思いFacebookのIRをざっと見てみました。DAU (Daily Active User = 1日あたりのアクティブなユーザー数)とか全部Facebook Userとどんぶり勘定になっているので、インスタだけ抜き出してデータがあまり取れませんでした(見逃しているだけかも)
その中で投資家向けコールのスクリプト読んでみると(アメリカの決算報告は基本電話会議形式で経営陣が話し続けます)、以下が特徴としてはわかりやすいです。
People often adopt new technologies before businesses, and we try to make it as easy as possible for businesses to catch-up. Stories is a great example. We recently announced 4 million advertisers are using Stories – up from 2M this time last year. Bombas, a sock and apparel company, used Instagram Stories to show people wearing their socks while ice skating and gift wrapping. As a result, they saw a 60% increase in purchases from people under 35.
面白いコメントですが、ビジネスより使われる前に消費者はテクノロジーに使い始める。特にインスタの層は若者メインというのが、広告出してUnder 35のインスタユーザーの売上伸びたというストーリーから読み取りやすいと思います。
ストーリーでいうと、インスタ使っている人はおなじみストーリーズ機能という投稿して24h立ったら投稿が消滅する機能ですが広告出稿者が2百万から4百万と年間で倍になっているんですね。
私の中では、ちょっと前にマーク・ザッカーバーグパイセンが、スナップチャット買収できなかった腹いせに、パクリ機能をインスタに乗っけてただけのイメージでしたが、ものすごくグロースしているみたいですね。
個人的にはTwitterだったら投稿しとけばTLで勝手に流れて消えてくからそれでいいじゃないかという気も(?)
何が言いたいかというと、若者メインで今後もマーケチャネルとして伸びるぜ!ということです。(VUCAの時代なのでこの先の成長を保障する内容ではございません)
なぜはじめたか
昨年の夏、インスタ関連のビジネスをやっている某友人、川上○さん(○の位置がずれた)とUFOキャッチャーをやった際に、3人で5000円以上かけたけど一個も取れないという事件がありました。その後沖縄料理屋で反省会をしたのですが、そのときやってしまえ!と背中を押されてはじめました。なお、どうすればぬいぐるみを取れたかは依然謎です。
はじめたきっかけとしては軽いのですが、ここまで続いている理由を自分なりに分析してみました。おそらくですが、本業でマーケ関連のコンサルに従事しているのですが、あまりソーシャルメディアの運営とかは会社としてもやらないので、いっちょ自分でやってみるか!ということでインスタを学びたいということが一番モチベーションとしては大きいです。
弊社の代表が他の経営者と話しているときに、マーケのどんな領域ですか?と聞かれたとき、「キラキラしてない方のマーケティングです」と答えるらしいのですが、まさに泥臭いファネルの真ん中らへんに従事しています。
ただ、やらないのと、自分個人としてできないというのはなんか違う気がするので、勉強のためやってます!というのが本音です。ただ、うちのクライアント大手の素材メーカーさんとかが多かったりして、インスタの料理アカウントの知見とのシナジーは今のところ全くございません。
フォロワーは目的でなく手段だ!フォロワー数だけ見ていても仕方ない!という話もあり、ごもっともだし自分もこの業界に従事して仕事をしていたら、全く同じことを言うと思いますが、上記の通りマネタイズする気もないので今のところ主なモチベーションはフォロワーいかに増やすかのみの状況です。
ただ、料理系ということもあり、一度参考にしている料理のおかげでカラダ絞れました!みたいなコメントきたり、他のグラマーさん(インスタグラマーの略:自作)とも交流でき始めているので、そのうちコロッと価値観変わってフォロワー増やすのを目的に置くのはけしからん!と言い始めている可能性が高いです。変化の時代なので。
強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びたのだ。
by ダーウィン (言い訳に最適な名言)
とはいえ、このポストのタイトルにもフォロワー1,000人とか入れてしまったので(照)、ある程度フォロワーの観点からインスタグラムを語ってみたいと思います。
最近インスタもイイネ数見せなくしたりして、あまり定量的に成功指標を可視化できるものもないのでいったんこんな感じでいきます。
(インスタ「マーケ」を語るのであれば保存数とか他の指標もみたほうがいい気がしますが、そのあたりは専門家に譲ります)
インスタでフォロワー数が多いアカウントの特徴
Twitterは拡散性が高いですが、インスタは拡散性が高くないという側面をもっています。RTみたいな機能がなく、リポストというものがありますが、若干ハードル高いので拡散が難しいと言われているみたいです。私もそう感じます。
そんな中での流入経路は、上で上げたみたいな発見タブ(私は殆ど使わない)と、ハッシュタグがメインになったりします。#コロナで人と繋がらなさすぎてもはや誰でもいいので繋がりたい (適当です) みたいなアレです。
初期段階だとハッシュタグからの流入どれだけ増やすかが鍵になります。インスタを始めると、インスタパトロールする時間が増えるので、親和性の高いハッシュタグに飛んでいって、どんなユーザーがいるかを眺めることが増えます。その中で私なりに感じた3原則が以下です
1. そもそも有名人
たぶん私が嵐のメンバーに生まれ変わったら登録しただけで100万フォロワー行くと思います。世の中は平等ではないのです!なお上だけ書くと当たり前なのですが、私が一番感じたシーンがあります。ある料理をあげているアカウントでそんな投稿数多いわけでもこだわっているわけでもなく、ものすごくフォロワー多いなぁと思ってプロフィールからリンクに飛んだら、クックパッドでフォロワー数万人いるような人だったことに気づきました。
この例だと、お母さんが勝手に応募してくれなかったという理由だけでジャニーズ入る機会がなかったあなたでも対応できるかもしれません。
ただ、おそらくほとんどの人がそんなもの持っていないと思いますのでこの線は難しいと思います。残念ながら1/3が消えました。
3. 偏差値70以上の目の保養
なぜ2を抜かしたかって?そりゃ、2を最後にして深堀りたいからに決まってるじゃないですか(照)
目の保養ということに関してはいわゆる「映え」ってやつです。ただし、属にいうインスタ映えと思い込んでる写真を載っけていても、そんなにフォロワー増加と相関があるかと言われるとそうでもない気がしています。それが枕詞に偏差値70以上と書いた理由です。
物が飽和し続けた現代、かつこれだけユーザー数が増えたインスタだとちょろっときれいな画像投稿していても、大してフォロワーにはつながらないような気がしています。
本気でやるならモデルレベルの美貌をもっていたりだとか、カメラや画角にこだわった料理のっけるとかそのレベルの活動が必要です。
ちなみに私はボディメイク系のタグをパトロールすることが多いのですが、結構脱いだカラダを載せる人たちが多いです。不都合な真実ですが、女性のきれいなカラダのラインを載せている人はフォロワー多い傾向が一目瞭然です。男性で綺麗なシックスパックしていても大してフォロワー多くなかったりはします。(ただしイケメンは除く)
2. 役に立つ投稿
満を持して書きます(照)
実はインスタは画像上げるだけでなく、画像の投稿枚数の制限がない(もしかしたらあるかも)ので、画像に文字打ち込んでミニブログ的に使われたりしています。そこに日々のTipsをおしゃれな画像を背景に入れたりするわけです。メイクのコツとか痩せやすい食生活とか。渋谷駅でお腹壊したら埼京線の新南口の男性トイレは通勤時間帯でも空いていることが多いとか。たまに情報商材に導線もってくような訝しいのもあるのでもし見ることあったら注意してください。
結論から言うと、有名人になることとと偏差値70のものをもつことは難しいと思うので、もしフォロワー増やしながら狙いたいなら3が狙い所、というか個人的にはここしか狙う場所ない気がしています。私みたいな凡人だと。
インスタの運用方針
上記からわかるように、私の中で運用方針は一択しかありませんでした。そう、偏差値70以上の目の保養、これしかありません。その結果、毎日自分の自撮りをあげるアカウすみません、嘘つきました。役に立つ投稿という路線にしました。
開始するときに上に出てきた川上さん○(○の位置がまたずれた)に最初に言われたのが
1. 一貫性のあるテーマにしなさい
2. 毎日投稿しなさい
ということでした。私は日本男児なので守破離の守から入るため、言われたとおり一貫性のある写真を毎日投稿することにしました。
これを実施する上で逆算したときに言えることは、同じテーマで毎日投稿できるものを選ぶ ということです。
以下の記事(めっちゃ参考になります)でもみる兄さん(敬称略)が、Twitterではテーマを絞ると書いてあります。
実はインスタの個人アカウントでやろうとすると結構大変です。
なぜならば、冒頭で、InstagramはFacebook傘下の画像投稿アプリですね(適当)とまさに適当に書きましたが、インスタは画像をポストするサービスです。「同一テーマ」 x 「人の役に立たつ」写真を毎日投稿できる分だけストックする というのはめっちゃくちゃ大変です。
テキストで想いをかけるTwitterと大きく違うのはこの画像の存在だと思います。
毎日続けるという持続可能性と、人の役に立つ=人に教えられるのかけ算を考えてみると、ある程度自分が興味のある分野になるでしょう。例えば自己分析してみて、毎日健気にあげ続ける情熱を持てる分野を見つけ出すだけでも、なかなか大変なのではないでしょうか。
例えば、趣味は映画・旅行です。とよくある話ですが、映画を365日分レビュー書くのは分割してもしんどいと思います。旅行で役に立つTipsなどを365日投稿し続けるのも結構しんどいと思います。
(これらのテーマがうんぬんというより、それくらい情熱をもてるもの、かつ持続可能なものを探すのが難しいという意味合いで出しました)
そんな中、「健康的な生活」であれば生活だから毎日何かしらあるものだし、ジム行っているし、自炊もするので良いのではなかろうか、と私はピックアップしました。
なお、上では料理アカウントと書いたものの、ここで健康的な生活と書いてある違いは、運営の途中で壁にぶつかりテーマを徐々にシフトしたためです。そこに関しては、一貫性の罠という章で書きたいと思います。
後編の予告
さて、嫌な予感はしていたのですが、特に言いたいポイントでもないインスタグラムとは?の章だけで1500字を超えてしまい、どんどん長くなってしまっていったので、続きは後編に譲りたいと思います。
ただし、個人でインスタがんばりますというのは、周りの友人を見ていてもニッチなジャンルなので、しれっとここで打ち切る可能性は大いにありますが、GWも自粛していて暇つぶしに書くかもしれません。くらいで考えておいてもらえると助かります。
後編の予告です!
− 一貫性の罠
− 運用上で感じたインスタのコツ
− 今後のアカウント運用展望
− せめて、インスタグラマーらしく
− 世界の中心でハッシュタグをさけんだけもの
来週もサービスサービス!
* 内容は予告なく変更する可能性がございます
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