自分の苗字が外字になった話

文字は打つものでなく、書くものだ。
パソコンで出ない文字は、みえない歴史と文化を持っています。蔑ろにして、よいはずはない。

私の名前は、免許証だけ「つちにくち」の吉を使っています。
名列で、出ないので、公文書が電子化されるときに「さむらいにくち」の吉に替えたそうだけど。そりゃ、文字には、愛着もある。
私が免許を取った時には、まだ、「つち」だったのだ。

旧字や異体字で今もいろいろ思っている人はたくさんいるだろう。
学校だと名簿に出ない字は、新学期に下駄を履いていたりする。名列に出ない文字を、愛しむ気持ちを、大事に持っていたい。

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