介護職員初任者研修
昨日、介護職員初任者研修を終えることができた。
初日はとても緊張して、この状態で1ヶ月も続けられるか不安になった。
半年休んでいたわたしにとって、家族以外の人と関わる初めての時間だった。
最初の自己紹介は、お互いを紹介しあう他己紹介というワークを行った。
グループワークも他人の目が気になって、なかなか自分の意見を言うことができず、つらい気持ちになることも多かった。
これもリハビリだからという気持ちで取り組むことが多かった。
実技を初めて行った日、「自分には無理だ」と泣いてしまった。
講師の方は新卒から働いている方が多く、わたしは中途採用になるし、今まで全く別の業種で、その経験を捨てても介護がやりたいのだろうかと悩むこともあった。
特に、ベッド上での更衣と下着交換は工程や注意点が多く、諦めそうになった。
でも、どれもご利用者様にとって大切な生活の一部であると考えて、なんとか一連の流れをやり遂げることができた。
講師の方は皆さん優しく、介護に対して熱い想いを持っていた。
何より、ご利用者様のことを第1に思っているという点が共通していた。
講習の前に講師の方が話してくださる介護に興味を持ったきっかけや、施設での出来事を聞くのが楽しみだった。
世の中には色んな考えを持つ人がいて、介護とはその人の優しさから生まれるものだと勉強になった。
講習初日に介護職とはを説明する個人ワークがあった。
わたしにとって、その時の介護職のイメージは、以下の通りだった。
「人の心に寄り添う仕事」
「人の生活を支える仕事」
最終日に同じ個人ワークを行った。
わたしが出した答えは、
「最後まで優しい気持ちを忘れず、どんな時でもご利用者様のことを想い、行動する仕事」
「介護は優しい気持ちから始まるもの。最後まで優しい気持ちを忘れなければ大丈夫。」
「どんな時でもご利用者様の前では笑顔で。」
「ご利用者様のために何ができるか、何をお手伝いしたらよいかを日々考えること。」
講師の先生から言われた言葉を組み合わせて考えてみた。
そして、これがわたしの理想の介護士像でもある。
初日と比べると、気持ちに寄り添うという部分は変わっていないが、寄り添うだけではなく、ご利用者様のために行動する大切さを学ぶことができた。
また、数多くのグループワークを通して、人の前でも自分の意見を言えるようになった。
今後、介護の仕事で採用をいただけるかは分からないが、人としても成長できた1か月だったと思う。
そして、頑張った自分にお疲れ様と声がけしてあげたい。
わたしへ、約1ヶ月お疲れ様でした。
そして、合格おめでとう。
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