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2021シーズン ホークス20回戦

F 3 - 0 H in札幌ドーム 対戦成績5勝10敗5分

執念先輩が、とうとうやりました。
プロ初ヒットが初ホームラン。
生まれ育った札幌で、何度も通った札幌ドームで、
ファンの待つレフトスタンドへ、
美しい放物線を描いて打球は飛び込んだ。

先発・立野が良かった。
ストライク先行でホークス打線に仕事をさせなかった。
ストレートがいい。伸びのある気持ちのいいストレート。
直球を磨きたくてストレートパーマをかけているのはファイターズファンには有名な話。
今のところ大成功。腕もよく振れている。
7回もマウンドに上がったが、一人アウトに取ったところでお役御免となった。
6回1/3を投げ2安打無失点6奪三振。
特に当たっている三森と強打者・柳田を抑えきったところを評価したい。
代わって登板したのは堀。
わずか4球であっさりアウト2つ。頼もしい。
8回のマウンドには井口が上がった。
1アウトからエラーで出塁を許し、続くバッターにもヒットを打たれるが、後続をWプレーに打ち取った。
ランナーを出してからのピッチングがカギである。
そこを抑えられたのは次に繋がるだろう。
セットアッパーへ名乗りを挙げた。
3点差で迎えた最終回、マウンドに上がったのは守護神・杉浦。
先頭の柳田を歩かせ(際際を攻めた結果の四球)、ドームに不穏な空気が漂ったが、続く栗原を三振にとり、デスパイネをWプレーに取ってゲームセット。
守護神復帰を良い形で飾れた。
苦手ホークスを完封リレー。ナイスゲームです。

打線は前日の疲れを考慮してか、大幅にいじってきた。
シーズン当初には考えられなかったような、3番高濱、4番野村、5番佐藤龍世、6番今川。
HOKKAIDO be AMBITIOUSの今年のテーマ「新時代は、とまらない」「未来へ、一歩前へ」に相応しい打線となった。
前日試合途中に負傷退場した近藤は、脳震盪と診断され、脳震盪特例措置による抹消となった。
その代替として上がってきたのが道産子でファンクラブ代表・今川優馬である。
いきなりのスタメン出場で、最初に書いた通り、
大きな一発でチームを勝利に導いた。
今日の全ての点はHRによるもの。
前日、17点も取ったのにHRは1本も出なかったのとは対象的。
翌日にこういう試合が出来るというのは成長を感じる。
新球場で躍動するであろう選手たちの活躍が目覚ましかった。
CM通り、新時代を作るのは彼らであろう。

今週も2勝2敗2分と五分で終えた。
上沢とバーヘイゲンの2枚看板で落としたのはちょっと痛かった。
来週はこの2人がどこまでやってくれるかがカギになる。
何とか勝ち星を増やしていきたい。

未来へ、一歩前へ。

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