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2021シーズン ライオンズ15回戦

F 1 - 3 L inメットライフドーム 対戦成績7勝6敗2分

すごくざっくり言わせてもらうと、
しゃあないな、という感じの試合だった。
野手の前のめり感は伝わってきたし、
投手陣も落ち着いていたと思う。
池田を除いて。

いつも思う。
球もコントロールもさほど悪くないのに、ピンチになってしまうのは何故?
池田はそんな印象を与える投手だ。
いつも笑顔で、優しくて。
でもマウンドでは険しくて。
本当はもっと試合後の笑顔が見たいのだ。
ほんのちょっとのコースのズレが、笑顔を曇らせてしまうのだ。
配球については言わない。受ける捕手によっても違うから。
捕手との関係より、池田の場合は投げきれる度胸が必要なのかもしれない。
先発としての役目を果たせず、2回0/3を6安打3四球1死球3失点。
リリーフしたのは上原。
ノーアウト満塁の場面での登板となったが、
山川から三振を奪い、スパンジェンバーグをWプレーに打ち取った。
ナイスリリーフ。
今までの上原でいちばん良かったかもしれない。
2回を投げて1安打無失点。完璧である。
今シーズンはこのまま中継ぎでいくだろう。
ロングリリーフも任せられる左腕がブルペンにいてくれると有り難い。
5回玉井、6回宮西、7回西村、8回鈴木健矢と後ろの投手はすべて無失点でリレーした。
ここにきて中継ぎ陣の好投が続いている。
連敗が少ないのはそのせいだろう。
のこり三十数試合、投打が噛み合えば最下位脱出は充分可能だ。

打線はいまひとつ奮わなかった。
5安打で1点のみ。髙橋光成の前に7三振。
中々攻撃の糸口を掴めなかった。
少ないチャンスの中で、相手のミスにつけ込み、タイムリーを放った西川はさすが。
近藤が脳震盪で抹消される中、打線の中で唯一と言っていいベテラン?のバットには重いものがのしかかっているはずである。
それを振り払えるくらいには元気になったのだろう。
ようやくらしい遥輝が帰ってきた。
9回の野村の走塁がまたもや物議を醸しそうだが、
あれは仕方がないだろう。
私なら走ったし、私が1塁コーチでも走らせたし、
つまりそういうことだ。
運もなかっただけ。

今日は10勝目をかけて伊藤がマウンドへ上がる。
前回のメラドでは完封勝利を果たした。
相手投手も同じ本田圭佑。
ルーキー10勝一番乗りとなるか。

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