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2021シーズン ライオンズ14回戦

F 6 - 0 L inメットライフドーム 対戦成績7勝5敗2分

23歳最後の登板で、とうとう伊藤がやってのけた。
昨日の悪い流れを断ち切り、1人で9回を投げきった。
しかも完封。3塁を踏ませなかった。
これで8勝目。パ・リーグ全球団から勝利をあげ、
自らの誕生日を祝う。

特筆すべきことは、ない。
マウンドにいたのは、いつもの伊藤大海だ。
違うとしたらリードする捕手が清水だったことくらい。
なのでインコースへの配球が極端に少なかった。
ライオンズの山賊打線がインコースに強いというデータがあったかもしれない。
9回無失点4安打3四球9奪三振。
相変わらず四球が1試合平均3個近く出るのが課題だというくらいだ。
個人的には、石川亮と札幌で達成してほしかった。
何れにせよ、点をやらなければ負けることはないわけで、
チームとして今季2度めの完封を、ルーキーがしてくれた。
加藤も堀も救われた。
そしてこのカード、勝ち越し。負けなし。
ライオンのしっぽが掴めそうだ。

序盤3回までは両チームランナーを一人しか出さず、投手戦の様相を呈していた。
ファイターズ打線は2巡めから、本田を捕まえ出す。
西川ヒットで出塁、野村も続き、近藤は四球。
ノーアウト満塁から王が右中間を破る3点タイムリー。 
さらに高濱の進塁打から、ロドリゲス三振、2アウト3塁で石井がショートの頭を越すタイムリー。
怒涛のように畳み掛け、4点をもぎ取った。
満塁機での、王の集中力がすごい。
今年11打数6安打。さすがは大王。
次の回も近藤の犠牲フライ、ノーヒットで1点。
9回にも、リリーフした十亀を攻めて1点追加。
今の伊藤なら6点あれば充分。

打線が噛み合いだした。
あとは投打が噛み合えばこっちのものだ。

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