2021シーズン ホークス21回戦

F 4 - 1 H in paypayドーム 6勝10敗5分

※画像はファイターズonGAORA SPORTSさんより拝借しました

昨日は上沢による上沢のための試合だった。
3年ぶりの10勝目。
優勝争いをしているチームのような、そんな勝ち方でホークス相手に連勝。

もう、何と言うか、
コメントもないくらいの今日の上沢の出来だった。
脳裏に浮かんだのは「無双」。
とにかく隙がない。
ストレートも変化球もビシバシとストライクゾーンに決まる。
8回、ちょうど疲れがピークかなというタイミングでHRを打たれたが、
それを含め3安打2四球1失点11奪三振。
これぞエース。まさに無双。
9回を受けた杉浦も安定のセーブ。
王者の風格すら漂うような試合。
やればできるんじゃん！

打撃が好調だったとは言いにくい。
プロ初先発の杉山の速球に空を切る打者が多かった。
5回1アウト、
この日スタメンのロドリゲスがレフトスタンドへ放り込み、これが両チーム通じて初ヒット。
その後は、チャンスは作るものの得点が奪えないまま8回、
今年まだ被本塁打1防御率0.68のモイネロから、4番で上沢の親友・近藤が値千金の第8号HRをライトスタンドへ叩き込んだ。
1点差とされた9回、
先頭の高濱があわやの当たりで2塁まで進むと、
送りバントを含め2アウト3塁としてラストバッター清水、
ホークス守護神・森から3号2ランHR。
チームHR数12球団最低のファイターズが、
すべての得点をHRで叩き出すという珍しい展開になった。
この3本のHRを含めても6安打、決して打てた方ではない。
だが、鉄壁と云われたモイネロ・森の2人から打ったのは素晴らしい。
今日・明日に繋がる意味があるHRになった。

今日の先発はバーヘイゲン。
先週は見事な1安打ピッチングを見せてくれた。
今週も安定した内容で、勝利を積み重ねていって欲しい。
パ・リーグをかき回す台風の目にならなければ！