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2021シーズン バファローズ18回戦

F 3 - 5 B in京セラドーム大阪 対戦成績8勝7敗3分

私は、野球に関してはかなり前向きな方だと思うが、
今日の試合は気持ちの整理がつかない負け方になった。
モチベーションをどこへ持っていけばいいのかわからない。
戸惑いが頭の周りをぐるぐる回っている。

先発の伊藤、6回までは何の問題も感じさせないピッチングだった。
ランナーを2塁に背負っても、余裕すら感じられた。
贔屓だからかもしれないが、彼の投球は打者に対してどういうアウトを思い描いているかがわかる。
そしてその通りにアウトを取っていっていた。
6回まで4安打無失点。
やや球数が嵩んでいたが、7回は行くだろうと思われたし、実際マウンドに上がった。
それが明暗を分けたのかもしれない。
たらればを後から言うのは簡単だ。
ノーアウトで連打を喰らい、打ち取ったと思われた当たりはショート石井の怠慢とも思われるプレーで満塁となり(結果はヒット扱いだが)、
この試合最大のピンチを迎える。
最初のバッターは粘られるが三振に抑えた。
続く9番伏見のところで(たぶんバッテリーも私も)三振を取れると踏んでいたのだが、
やや甘めに入った変化球をうまく打たれた。
1点までは仕方がないと思えたが、
左が2人続くこの場面で降板となった。
何が悪いというわけでもない、
何を反省していいかわからないような内容。
これがプロということなのか。
左が続くハードな場面でマウンドを任されたのは宮西。
一人目を内野ゴロに打ち取り1点とられるが2アウト、
二人目を歩かせたところで右の鈴木健矢にスイッチ。
宮西、かなり納得いかない表情で降板した。
鈴木は右キラーとして登板したが、
走者一掃のタイムリーを打たれた。
伊藤の勝ちは消え、鈴木は期待された仕事が出来なかった。
連投とはいえ、こういう場面で抑えてこそなので非常に残念。
8回は上原が何なく抑えた。
思うところは色々あるし、たらればも言いたくなってしまうが、
今日はもうどうしようもない。
うん、切り替えましょう。

打撃陣は奮闘したと思う。
27イニングぶりにスコアボードに1を刻んだ。
4回までは投手戦の様相だったが5回、
前の試合、4三振の佐藤龍世がヒットで出塁すると、淺間が三塁線を破る2塁打を放ち先制点を奪う。
タイムリーに犠牲フライ、スクイズと多彩な攻撃を見せ、3-0といつもの伊藤なら充分な点数。
しかしまぁ、ツイてなかった。
明日こそは立野を援護しよう。

ほんのちょっとコントロールが甘めになっただけでこうも違うものか。
まだショックを引きずったまま書き出したが、
全然気持ちの整理がつかない。
本人曰く「3点もらっていて勝ちきれないのは先発の責任」
まさしくその通り。
伊藤に負けが付いた一方で、イーグルス早川投手が9勝目をあげた。
新人王争いは益々ヒートアップ。
混戦を抜け出し、ストロングFINISHを飾るのが伊藤であって欲しい。

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