2021シーズン バファローズ16回戦
F 12 - 1 B in札幌ドーム 対戦成績8勝6敗2分
ほらね、きちんと話せば彼らは理解出来るはずなのだ。
きちんと筋が通れば、こうやって勝利もついてくる。
今季初の4連勝。
そして今季最多得点。
獅子の尾を捉えようとしている。
最初こそ四球スタートで、ラッキーにも助けられながらの立ち上がりだったが、
バーギーは徐々にその実力を発揮していった。
変化球を巧みに使い、強打のバファローズ打線に仕事をさせなかった。
6回を投げ1安打無失点。
野手のミスもなく、塁に出したのは2人だけ。
ストライクゾーンにどんどん投げ込む感じは、まったく打てそうになかった。
今までのバーギーで一番良かった気がする。
捕手・清水のリード面での成長も大いに貢献しているだろう。
7回を宮西、8回を井口、9回を鈴木健矢が投げた。
久々の1軍登板となった鈴木にやや課題が残る。フォームの改造に取り組み、
前回の1軍登録時はうまく収まっていたように見えていたが、
今回は少しバラバラに見えた。
クリーンアップに四球、ヒット、ヒットで1点を献上する。
1軍で登板する以上はこういう打順の巡りあわせも当然あるわけで、
3者連続出塁を許すとベンチの信頼は得られにくいだろう。
もう1段2段、上らなければ。
打線は言うことなし。
16安打12得点、特に先発・田嶋からは8安打8得点。
今まででは考えられないような効率の良さ。
猛打賞が4人、8番石井は危うくサイクル安打を達成しそうになったくらいだ。
途中出場の中島、石川にもヒットが出た。
先発でヒットが出なかった3人も犠飛や四球など、打線の一部として貢献した。
移籍組の存在や宮田の支配下登録など、刺激があるせいもあるだろう、打線はもう間違いなく調子がいい。
大型連勝があれば、Aクラス入も夢じゃないかも。
…前向きすぎかな。
元々投手陣は頑張っていたし、順位よりも好成績といえる数字を残している。
そこにこの打撃が加われば、今までのファイターズは何だったんだ!というチームに変貌しそうな予感がする。
少なくとも6位にはなりたくない。
レオのしっぽはすぐそこだ。
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