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2021シーズン ライオンズ13回戦

F 8 - 8 L inメットライフドーム 対戦成績6勝5敗2分

負けなかった。
だけどそれで済ませてはいけない試合だった。
最大7点差を追いつかれるという…
左投手2名、そして石川亮、反省至極の試合。
そしてベンチはもっと反省してほしい。

ずっと勝ち星から遠ざかっている加藤。
初回から点が入り、楽に勝てそうな気がしていた。
ランナーを出すことは出すが、
危なげないピッチングで4回まで来た。
5回を迎えた時点で7-0。焦る必要はなかった。
しかし。
何でもないショートゴロ(に私は見えた)を石井が弾き、
そこに加藤の隙が出来たのだろう。
続く源田にHRを浴びる。
本来なら、ここでピッチングコーチが出て然るべきと思われる。
私がピッチングコーチなら行く。
間を取るというのもある。
HRは事故みたいなものだけど、切り替えは必要だ。
自身も投手だったらわかると思うのだが…
結局間が取れないまま、さらに2点追加された。
ポーカーフェイスで気が付きにくいが、
加藤は結構気の小さいところがあるのだ。
2016年のクライマックスシリーズ第5戦、
初回に4点を取られた加藤は、勝利した後泣いた。
ずっと申し訳なく思いながら居たのだろう。
チームメイトに慰められる姿が印象的だった。
そういう子だ。
たぶん点を取られていない分、
そして自身も逆の経験があった分、
緊張していたのではないか。
何とか4失点で凌ぎ、勝ち投手の権利を持って降板。
7回の堀が誤算だった。
きっかけは先頭の中村への死球。
ココロが動いたのだろう。
この場合は、投手なのか捕手なのか、
何れにしてもどちらかが動揺したのだ。
打たれた球は確かに全部甘かった。
堀はこの試合前まで防御率1.54と数字を残している勝利の方程式の一角である。
ベンチが信頼して出したのは疑いようがないし、
登板に関しては文句もない。
ただ。そんな投手が珍しく打ち込まれたのだ。
ここも切り替えさせるためにピッチングコーチが出て然るべきではないのか?
動揺したまま投げ続けることになり、結果追いつかれた。
確かに組み立てはバッテリーの責任だ。
しかし、勝つ気があるなら行くだろう。
私には「見殺し」に映った。
ライオンズ打線も先発が左ということで、
うまく左対策をしてきていたと思う。
捕まったら最後の山賊打線、飛車角落ちでも顕在だった。
8回杉浦、9回ロドリゲスで勝ち越しは許さなかったが、
野手に申し訳ない結果となってしまった。

打線は制球が定まらない今井に対し、
初回から積極的にバットを振っていった。
好調野村がタイムリーを放つと、王も続き3点、
高濱が犠牲フライで4点めが入った。
3回王が7号を放つと、5回高濱も7号。
7回にも近藤タイムリーで8点も取ったのだが…
5回の石井のエラーや、
7回近藤の守備の乱れなど守備のミスが散見された。
結果的にはそれがライオンズの猛攻を生むことに繫がる。
バットが活発で打つべき人が打ったのは良かった。
今度はグラブも好調にしてもらわないと。
何れにしても7点リードを保てず、8点取っても勝てなかったのは事実。
ベンチは何やってんだと言わざるを得ない。
とことんまでファンをなめてる?
勝とうという気概が感じられなかった。

ピッチングコーチって何のためにいるんだろうと思う。
交代を告げる為?
ブルペンに電話するため?
ブルペンへの電話は甲斐でも出来るんだよ?
ブラウンさんや吉井さんは、いいタイミングで出てきたよ?
ほんと、大ちゃん何やってんの?

甲子園の決勝が行われている。
智辯対決。西川は意気に感じているようだ。
球児たちには、せいいっぱい自分のやれることを悔いなくやってほしい。
メラドのマウンドには甲子園投手・伊藤が上がる。
侍ジャパンで得たものを存分に発揮して、
自身の白星を伸ばしてほしい。

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