2021シーズン ホークス18回戦

F 4 - 4 H in札幌ドーム　対戦成績3勝10敗5分

よく追いついたと言うべきなのか、
勝ちきれなかったと言うべきなのか。
いずれにしても、ロドリゲスは守護神向きじゃない。

先発河野は投げるたびに良くなっていく印象。
ただし。連続死球はちょっと頂けなかった。
インコースに投げれば当たる可能性は高くなる。
だからこそ、コントロールを磨かなければならないのだ。
相手に怪我をさせないためにも、
自らのピンチを背負わない為にも、
投げきれるコントロールを磨くしかない。
ただ、柳田の頭部付近への死球の後、
栗原に対してもインコースを投げたバッテリーの強心臓ぶりには拍手を送りたい。(でも当ててはいけない。)
この死球のランナー2人を返したところで留まれたのは成長。
その死球を与えた柳田にインコースを投げられなくなってタイムリーを打たれたのは課題。
7回の宮西、8回の井口は共に卒なく納めた。
特に井口は前回登板で打ち込まれたが、引きずらず、らしいピッチングだった。
で、問題はロドリゲスである。
先発の勝ちを消すのは一体今季何度目なのか？
心づもりが、抑えのそれでないのだ。
だから無理なのだ、たぶん。
昨日の同点の場面、当たっていた三森に対して要求が高めのインコースだったのもやや疑問ではある。
三森が振れていたことを途中交代した石川がどこまで肌感で分かっていたか、だ。
あの場面であのコースに投げられる投手は少ないだろう。
後ろの回で捕手を替えるのはそういうリスクも伴っている。
杉浦は昨日登録になってはいるが、どこまでやれるのか。

打撃陣は復活の兆し。28イニングぶりに得点した。
しかも3点をひっくり返すところまでいった。
勝てはしなかったが、次へ繋がる内容となった。
佐藤龍世がいい。毎日言っているが。
勝負強いだけでなく、四球も選べるところがいい。
道産子やるじゃん。

3点を追いついて逆転できた。
勢いはある。
今季ホークスには大きく負け越しているが、
このカード、うまく行けば勝ち越せるかもしれない。
昨日の流れを今日に繋げられるかがカギとなる。
加藤で勝とう。今度こそ。