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新弾で超強化!CSにて高い戦績を残した覇王魔術師を紹介!

皆さんこんにちは!関東で遊戯王しているくまけんと申します!ペンデュラムデッキを主に使っている者です!ティアラメンツ環境以来、久しぶりに魔術師が勝てる環境がやってきました!
この度はAGE OF OVERLORDにて強化された魔術師を使って

朝霞杯4-1-2 準優勝
ACS 6-0

と高い戦績を残す気が出来ました!魔術師ってペンデュラムテーマだし複雑でよく分からないという方も多いと思います!魔術師に興味がある方だけでなく、そういった方にも最後まで読んでいただけるような記事にしますので無料部分だけでも読んでいただきたいです!

今回のnoteでは、カードの説明、先行の動き、後攻の動き、各デッキ相手のサイドデッキの考え方の大きくわけて4つを紹介します!少しでも参考にしていただけたら幸いです!

AGE OF OVERLORDにて覇王として新規がプッシュされ、覇王単体で組んでいる人が多く見受けられる中、僕は既存の魔術師と混合してデッキを組む方向性で考えました。理由としてはエレクトラムのパワーが段違いな点が挙げられます。覇王だけで構築すると破壊された際に発動するモンスター効果がないため、カードの広がりが微妙になってしまいます。魔術師であれば「虹彩の魔術師」を破壊し、一気にカードを広げていくことができます。また、虹彩のサーチ先となる2種のペンデュラムグラフが非常に強力で「星霜のペンデュラムグラフ」は「覇王門の魔術師」のおかげで効果条件を満たしやすくなり、「時空のペンデュラムグラフ」に関しては破壊効果はもちろんのこと、罠耐性が対レスキューエースで輝きます。

今回使用した構築がこちらになります。

カードがキラキラでかっこいい


いいねくれ~~~

やはり目を引くのはメインに誘発6枠を取りながら指名者をフル投入出来ている点だと思います。元々ペンデュラムテーマはスケールを揃えなければならない点から事故率が高く、デッキ内を殆どペンデュラムモンスターで固めなければなりませんでした。
しかし、現在の魔術師は2枚初動で強い動きができる、所謂再現性が高いデッキに生まれ変わったため自由枠をある程度捻出可能です!今回の構築では「おろかな埋葬」、「竜の霊廟」へのGとうららを最大限にケアできるよう、その自由枠を指名者に使うことにしました!

それではカードの紹介とデッキの動きの説明に移ります!



①AGE OF OVERLORD収録のカードの紹介



アストログラフが一肌脱ぎました

このデッキの根幹となるのが新弾にて追加されたカード、「覇王門の魔術師」になります。
このカードはペンデュラム効果、モンスター効果共に非常に強力です!
このカードを用いてペンデュラム前にエレクトラムや軌跡の魔術師をリンク召喚し、相手の妨害を踏み越えながらペンデュラム召喚によって展開するのが基本の動きとなります!
ペンデュラム効果はシンプルに強力で、「覇王門零」をスケールに置くことでペンデュラム召喚の数が一体増えます。一応「覇王門無限」もスケールに置けますが、ペンデュラム効果のデメリットがあまりに重いため不採用となっています。

効果見てもいいですか?ってよく聞かれますが特に意味は無いです
無効にならないP効果がなかったら軌跡で踏み倒せたのにな

モンスター効果は覇王門がスケールにある際に特殊召喚でき、場に出た際にズァークネームかつ非魔法使いをサーチできます。アストログラフをサーチできない点に注意しましょう。コストとして「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」を採用しています。このカードは正規召喚も狙えるため採用しています。また「虹彩の魔術師」がペンデュラムドラゴン、「紫毒の魔術師」がフュージョンドラゴンとして扱うため、コストとして使うことができます。

ランク7唯一のエクシーズドラゴン
オーバーロードになれないのが残念

サーチ先として採用しているのが「光翼の竜」、「覇王眷竜ライトヴルム」、「覇王門零」になります。光翼経由で「覇王門の魔術師」をサーチすることで簡単に盤面の数を増やせるため非常に強力です。


「覇王門の魔術師」と相互サーチの関係にあり、覇王門→光翼→覇王門サーチしてssと繋げることができます


このカードをサーチできる「覇王眷竜 ダークヴルム」のパワーも非常に高くなっており、このカードを召喚権を使わずに盤面に出せる「おろかな埋葬」、「竜の霊廟」は今回フル投入となっております!

アニメオタク的には名前と設定がエモい

もう1つ強力な新規カード「奇跡の魔導剣士」も動きの幅を大きく広げてくれています。エレクトラムが通るだけで、エレクトラム→奇跡→リンク4まで確定するので先行の盤面の補強は勿論、後攻でも一瞬でアクセスに到着しワンキルすることが出来ます。蘇生効果は相手ターンにも使えるため、ウーサを出さず、このカードを残すことで相手ターンに「覇王門の魔術師」を特殊召喚し、マスカレーナの素材を確保しつつリソースを回収することができます。

また1枚採用ではありますが「覇王眷竜ライトヴルム」も強力なカードです。光翼や覇王門のサーチ先となるスケール8ですが、モンスター効果も強力で「覇王門の魔術師」と合わせてエレクトラムや軌跡をリンク召喚しつつスケールを揃えることができます。レベル4かつチューナーであるためバロネスの素材やランク4になれる点も見逃せません。
今回の構築ではズァークが不採用なのでペンデュラム効果の発動機会は実質ないです。

これらの登場によってペンデュラム前に手札を増やすカードの重要性が非常に高くなっており、対して最終的にデッキに入るもののカードを増やしてくれない札の投入枚数は抑えています。
例として挙げられるのが「紫毒の魔術師」、「賤竜の魔術師」、「調弦の魔術師」、「EMペンデュラム・マジシャン」になります。

②既存のカードで採用枚数を絞っているもの


実は女って聞きました。嘘かもしれません。

紫毒に関しては「時空のペンデュラムグラフ」の破壊枚数を増やすためにも必須にはなるのですが、ライフを取る手段は現状アクセスで事足りているためペンデュラム効果の重要性が低い事、単独でペンデュラム召喚の質を上げるカードではないことから1枚の採用に絞っています。1枚の採用でも「慧眼の魔術師」のペンデュラム効果や「星霜のペンデュラムグラフ」によって簡単にアクセスできます。

賤竜に関してはバロネスの素材用として採用しています。スケールに「覇王門零」が残る事が多いため、ペンデュラム効果を使用するのは少し難しいです。調弦だけでなく、ライトヴルムとシンクロすることもできます。細テクですが、モンスター効果によって「覇王門の魔術師」の効果で落とした覇王黒竜を回収することで、覇王黒竜のエクシーズ召喚を視野に入れられるようになります。

こいつも割かしエモい

調弦に関してはペンデュラム前にリンク召喚の素材にしてもEXからペンデュラム召喚できないこと、スケールが揃うことありきのモンスター効果であることから採用枚数を絞っています。3でなくてもサーチは効きやすいので簡単に手札に呼び込めます。モンスター効果によって賤竜を呼びだし、バロネスのシンクロ召喚を狙います。


「EM ペンデュラム・マジシャン」

元々は最強の初動でしたが、今回はドクロやアドベントのサーチ先としての最低限1の採用です。理由も調弦と同じでペンデュラム召喚ありきの性能をしているからです。今回の構築ですとドクロバット3とヴルム2種で計5枚の召喚権要求モンスターを採用しており、このカードの効果でサーチしたドクロバットを召喚できないことが多いのも残念ポイントです。
また、下スケールは覇王門を張る関係上飽和状態であり、スケールとしてのこのカードの価値が低いというのが挙げられます。
とはいえ、アドベントで触れる下スケールであり、Gに対して強く止まれるのはやはり強力なので0になることはないと思います。

続いて不採用となったカードや今後採用候補のカードの紹介です。

③不採用となったカード、採用候補のカード


「黒牙の魔術師」
このカードは闇属性魔法使いを蘇生できますが、レベル4が減ったことでランク4が出しづらい=墓地に魔法使いが落ちないこと、新規組が光属性であることから使いづらいと判断し、不採用となっています。
「覇王門の魔術師」がEXデッキの虹彩や紫毒を落とせる関係上、採用することで展開を伸ばすこと自体は可能です。ただ蘇生に関しても奇跡で行えることを考えると、無理に採用しなくてもいいのかといった感じ。


「クロノグラフ・マジシャン」「星読みの魔術師」
元々の悩みであった「時読みの魔術師」を採用しないと10割の力を発揮できない点は「覇王門の魔術師」の登場で割れるカードが増え、ある程度解消されたものの、レベルが6であるため素材として扱いづらく、今回は不採用です。合わせて「星読みの魔術師」も割れるカードが増えたことでアストロが浮くパターンが減ったので不採用です。



「覇王天龍の魂」「覇王龍ズァーク」
「覇王門の魔術師」によって「覇王天龍の魂」をサーチし、「覇王龍ズァーク」を呼びだす事ができます。デッキ内のノイズとして「オッドアイズ・アーク・ペンデュラム・ドラゴン」、EXデッキ内にフュージョンドラゴン、シンクロドラゴンの採用が必要になります。ズァークの効果が環境デッキであるピュアリィ、ティアラメンツにあまり刺さらず、ラビュリンス相手は通常罠であるが故にレディの効果を誘発してしまい、ロールバックを置かれたうえでレディを破壊できず、ロールバックを相手に提供するだけになってしまいます。一応、時空紫毒で自分のズァークを破壊し、スケールにズァークを置くことでピュアリィの展開を大きく抑制できますが、この動きもリトルナイトで簡単に解決されるので色々と手間にリターンが見合ってないと判断し、不採用です。


「覇王龍の魂」「グランドレミコード・クーリア」「覇王眷竜クリアウィング」
こちらはノイズを入れずにズァークを呼びだせます。効果が使えない制約はクーリアによって解決し、ズァークが場にいることでライトヴルムのペンデュラム効果によって覇王クリアを呼びだせます。ただ、クーリアを出すくらいなら奇跡を出しますし、ライトヴルムのペンデュラム効果はズァークだけでなく自分の場にレベル4の闇属性ペンデュラムが必要であり、要求値が高すぎます。よって不採用です。


知らないおじさん

「覇王天龍なんとかドラゴン」
知らない人です。見た目はいいからモテそうです。

「超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン」
ヴルム2種から展開があまり伸びないため不採用です。これ採用するなら光翼を増やしそう…


懐かしいストラクの名前。書いてあることは一見強そう。

「ペンデュラム・エボリューション」
覇王門のサーチ先になるカード。①の効果によって覇王門からアストログラフに触れるようになり、②の効果によって展開を伸ばせます。しかし、①に関してはそもそも誘発を貰うリスクを冒してまでアストログラフが欲しくないです。そのモンスターをそのままペンデュラムしたほうが低リスクで展開を伸ばせます。②に関しても覇王門零のモンスター効果または覇王黒竜のエクシーズ召喚で満たすことになりますが、そこまでしなくても先行展開は十分強いです。僕の戦績を見ていただければわかりますが、先行は一度も負けていません。
今後の新規次第で化ける可能性は大いにあります。

「邪竜星ガイザー」「天威の龍鬼神」
障壁への対抗札です。障壁踏んだ後におろまいや霊廟でトルドーに触りガイザーから「相剣師ー泰阿」を特殊召喚し龍鬼神をシンクロ召喚します。面を処理しつつラビュリンスの家具やレディ、レスキューのタービュランス、プリペンダーを除外できます。今後障壁がはやるのであれば採用候補です。

ここまでざっくりと採用カードの話をしてきましたが、ここから先は実戦にむけての記事となります。有料にはなってしまいますが、新弾の情報がでてから今日まで一生懸命考えてきたデッキなので購入していただけるとめーちゃくちゃ嬉しいです!

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