第4話
天陽さんとはじめてのツーリング
「も…申し訳ありましぇん」
「別に怒ってないよ ごちそうさま」
「帰りもよろしくね、先輩」
バイクにまたがって帰路につこうとする2人。
うしろでさっきの3人がお見送りしてる。
「お話しなくてよかったんですか?まだ時間あるからゆっくりしていけばいいのに」
「…先輩、こっち向いて」
「んー?」
「今の見られたらダメだったぽい。許してね」
「パシャンっ」
カメラのフラッシュみたいな閃光。
「……あれ?もうお参り終わったんだっけ?」
「なに言ってんだよ!たのしかったじゃん!」
「あ、そうだった。あはは」
「ねえ先輩、帰りにもっかいラーメンたべよ」
「い…いいよ」「やったー!」
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