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自転車紀行

お昼のお客さんと話をしていた所、里見甫(さとみはじめ)という人物の名前が出てきたので、店の中休みに、この人の墓参りに行ってみようと思い立ちました🤔
 
さて里見甫という人物は、日本の阿片王と呼ばれ、満州で満洲国民をアヘン漬けにして巨万の富を築いたのですが、店からそう遠くない場所にお墓があるという噂でして、一度行ってみたかったんです😊

里見甫(さとみはじめ)

調べてみると片道11キロで1時間ちょっとで着くようです🤔行きは写真撮りながらなので、大体そうかも知れませんね✋

15時ちょっと前に自転車を漕ぎ始めます🚴‍♀️
颯爽と錦糸町北口前を通り過ぎ、錦糸公園の南側の小道を亀戸方面へ🚲
 

北斎通りの錦糸町駅

亀戸駅からは、亀戸中華街商店街を通って、なんとなく北東方向に向かいます✋この辺は地図も見る必要はなく、旧中川、中川、荒川を越えて、江戸川を渡る時に市川橋を渡ればすぐ着くはずです🙄 

市川橋

市川橋到着✋
渡って河川敷を左に行けば『里見公園』でその中に『墓』はあるはずです🙄
橋を渡るとそこは、、、

山崎パンの研究所

なんと、『ヤマザキパン中央研究所』という施設がドーンと建ってます😀

この手前の土手を左に行くのですが、、、
 
こうした薬物系の研究所をみると、不気味な気分になりますね🙄これは2年前(2021年春)に731部隊について調べていたせいです🤔

正確には731部隊の事を調べていたのではなく、全世界でのお注射人体実験の年でしたから、『ニュルンベルク綱領』あたりを調べていたらわかってきたという方が正解です🙄
 
結論として、日本は『ニュルンベルク綱領』は批准していませんし、『人体実験を禁止する法律』はありません。

GHQには中国、ソビエトなども含まれますから、731部隊が追及されていればドイツ同様のニュルンベルク裁判が『東京裁判』の中で起こったはずですが、731部隊部隊は誰一人として『巣鴨プリズン』には入ってません😓のちに隊長の石井四郎がCIAエージェントと米国の公文書で明らかにされます😨

『1943年的石井』だそうです。あの人に似てる、、、


人体実験を禁止する法律は作って来ないし、731部隊の隊員達は無罪放免どころか、日本全国の医療系大学や医療系研究機関などに“栄転"したようです😕

つまり当時の満洲国の政治家、官僚や石井四郎、巣鴨収監組などが『何かしら』をGHQに差し出して、事なきを得ているはずなのです😕

731部隊がGHQに差し出したのは、人体実験結果とかカルテ程度ではないでしょうし、『日本を薬物実験国にする』ぐらいの同意は間違いなくあり、日本の医学のほぼ全てを塗り替える事にも協力してきた事でしょう💧

でも「一体何を差し出したか?」は2年前には分からなかったのですが、なんと冒頭のお客さんが教えてくれました😳
さらには、岸信介、安倍晋三がなぜ対米隷属売国路線であるかも教えて貰いました😨

ま、この二つは書きませんが。
 
さて、『ヤマザキパン中央研究所』の手前を土手沿いに左へ行くと、和洋女子大の校舎が見えて来ます。
 


道はサイクリングロードになり、そのまましばらく行くと、右手に湧水の水汲み場が見えてきます✋ここを目印に右の方に坂を登って行くと『里見公園』です😊
 
墓があると言われる総寧寺は公園の北東方向にあるようです✋早速行ってみると規模としては大きくない、でもかなり金銭的には裕福と見られるお寺があります。


総寧寺


奥の方が墓地になっていて、この何処かに里見甫の墓があると言うことです🙄
 
しばし探しましたが、ジャーン♪

里見甫の墓?


なんて事はない普通の墓石ですが、向かって右側に里見甫の歌碑がありますから間違い無さそうですね😊✋


里見甫の歌碑?

里見甫
昭和40年3月21日没
行年68歳
凡俗に堕ちて凡俗を
超え名利を追って
名利を絶つ流れに
従って波を掲げ其の
逝く処を知らず

とあります。(たぶん)🙄

文系の勉強をした人なら読めるのでしょうが、私はよく読めなかったので、西木正明さんの『其の逝く処を知らず―阿片王里見甫の生涯』という本の目次を参照しました😁
 
 
墓石には戒名やら、一家の名前はなく、少し風変わりな墓石と言えます。
向かって右側の側面には
【岸信介書】
と書かれています😕(たぶん)
 

岸信介書?だけが書かれている?

昭和の妖怪こと岸信介ですが、満洲国で里見甫と繋がりが出来ています。
満洲国は日本陸軍が資源などを求めて建国しました✋ところが、石油などの燃料も食料も十分と言える量を確保出来ず、阿片で金儲けをする場所となったのです💦
阿片王の里見甫と満洲国の実質支配者の岸信介が、仲良しであったことは想像にかたくないですね🙄
 
この国民(満洲国民)を阿片漬けにして、731部隊を始めとする軍資金としていた事は、ハッキリとわかっている事です😊
 
この満州アヘン友達が、戦前戦中の日本や世界に影響を与え続け、戦争終結で戦犯として巣鴨プリズンに入り、軒並みCIAのエージェントになったあと、前後の日本を牛耳って来たのは興味深いところです🤔
 
満州のアヘンに関しては、色々な書籍があるので、もっと詳しく調べてみたい所ですね🤔

今でもこの時築かれたネットワークは健在です✋
 
政府は岸信介で、物流販路の構築は三井物産、里見甫、笹川良一、電通あたりで、広報や上顧客は『満州映画協会』が担っていたようです🙄
この辺の名前は、よく聞くでしょうから、この満州アヘンネットワークの健在ぶりは誰でもわかる事でしょう😊
 

 
『満州映画協会』に関しては、看板スターの李香蘭(=山口淑子=大鷹淑子=シャーリーヤマグチ)を筆頭に、理事長は甘粕正彦(甘粕事件参照)、当時NHKアナウンサーの森繁久彌がナレーションを担当したりと、戦後の日本のマスコミや芸能界にも大きな影響力を持っていた人達がゴロゴロいます🙄
 
漫画でも
『満州アヘンスクワッド』というのがあるそうなので、当時の満洲国の様子を知るにはいいかも知れません🙄私は読んでませんが🤣
 




 

なかなか闇が深い世界なのですが、冒頭のお客さんが言った言葉がずっと気にかかっていて、行きはずーっとその事を逡巡しながら自転車を漕いでいました🚲
「岸信介は反米だ」
そうです🙄
 
岸信介の事はリアルタイムでは知らない世代ですが、その思想を色濃く受け継いだ安倍晋三のやってきた事は良くわかります🤔
保守、右寄り、ナショナリストという表面上の顔で人気と票を集め、米国隷属の売国政策、日本を弱体化させる方向性だったはずです🙄
 
この二人はCIAの言いなりになって(脅されて)いたのかと思ってましたが、反米でも成り立つんですね😮
 
と言うのは、徹底的に日本を堕とす事で、日本の価値を無くし、日本頼みのアメリカがぶっ壊れるという理屈だそうです😳

確かに米ドルの発行を国債で担ったとしても、それを買うのは日本な訳で、日本円での買い支えが崩れれば(日本円の価値がなくなれば)、米国の経済も破壊されるという事だそうです😨
 
これが本当だとすると(本当だとしても成り立つ)岸信介という人物は、本当に恐ろしい人です😱国民全てを奈落に突き落とし、復讐を遂げようとしていたという事になりますからね🙄
 
そんなこんなの自転車紀行🚲

帰りはちょっと寄り道して、全学連の一派である『中核派』の本拠地によってみました✋
 

中核派


 
先日の広島G7サミットでも逮捕者を出す大規模なデモを仕掛けたのも中核派ではないかと見られています。白地のヘルメットは『中核派』のトレードマークで、そのカラーから「うじ虫」の蔑称があるそうです🙄ホントこの界隈の人達も、お互いに仲が悪いですね😁日本共産党(代々木)は「トロ」(トロツキスト、裏切り者の意)と呼ぶのでしょうし🙄
 
ま、こうした反米反政府組織の人達も、岸信介や安倍晋三の意図はともあれ、自国をなんとかしたいという表れなのでしょうね😊
 
店に帰りついたのは、夜営業の開始のギリのタイミング😓💦寄り道し過ぎかな😁
 
タイミングによっては、超濃厚トークに極太麺が楽しめる熊八に、是非ご来店ください🤣🤣🤣

里見公園に咲くケシの花

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