狡兎死良狗亨~参政党について~
『狡兎死良狗亨』
「こうと死して、りょうく煮らる」というのは、中国のチート武将韓信が建国の立役者だったのに、中国統一を果たしたら用済みとして扱われたときに『史記』に残した言葉とされています。
私も30年ぶりぐらいに思い出しました(笑)
「狡兎(こうと)」とは、すばしっこく逃げ足の速い農作物を荒らす兎のことで「走狗(そうく)」は優秀な猟犬。ウサギ(敵)が死んでしまえば、猟犬(軍人)は要らなくなり煮て食われる殺されてしまうという事です。
今回は『狡兎死して走狗煮らる』になぞらえつつ、最後は少し変えた解釈も加えて、書き進めていきます。
さて、参政党です。
二年以上にわたる騒動の中で、当初から声を上げていた著名人達が(1年ぐらい前?)政党を組んでできたものです。
なので、これから4回(予定)に分けて批判めいたことを書きますが、90%~95%位はそもそも同意しているし、支持していることだという事なのを念頭に置いて頂きたいのです。
よくある「9割の真実に1割の嘘」によって誤誘導されているのかどうかを確かめたいだけです。
『狡兎死して走狗煮らる』という状況を導くのは、まったくもって本望ではありません。
10%から5%位の違和感を感じるところ、疑問に感じる事だけをピックアップして書いて100%になるので、批判記事だと受け止められやすいでしょうが、全くそんな気はありません。ほとんどは賛成(笑)しています。
つい先日も、とある病院の院長が、とある市民団体(反コロ反ワクと呼ばれるカテゴリー)の中心人物たちによってこき下ろされました。
実際にはこの院長、セカンドオピニオンを求められたのでファーストオピニオンと同じ事を言っただけのようです。しかもワクチンともコロナにかすってもいない病症に関してです。
驚くべきことに、同じくこき下ろされ、ハシゴを外された事があるインフルエンサーたちも、こぞってこの院長のこき下ろし「あの時も~~」と言い出したのです。
こうした事を見た、今まで声を上げたかったが上げてこなかった人達、医師達はどう思うでしょうかね?
(走狗として煮られたら、たまらんなぁ)
と思い始めてしまいませんか?
全国で有志医師の会が発足して、どんどんと規模が拡大しているというのに、いち早くワクチン中止の請願書を国会に送った中心人物を、『煮る』というのは、どういった考えからなのでしょうか?
覇権あらそい?
マウンティング?
一部の人達がやってることですから、志がある医師は是非、『有志医師の会』に参加してほしいです。
反コロ反ワクの内輪もめというのは、学生運動の浅間山荘事件のように醜く見えます。こうした団体はこの医師だけでなく一般の人にも、
「セクハラ野郎だぁ~~」
とかで誹謗中傷を繰り返し、根も葉もない『噂』を流すことでこき下ろしています。たぶん私もやられているのでしょう(笑)。
まぁそうした組織や人もまた、私の方からこき下ろすつもりもありません。だから名指しはしませんでした。距離を置きたいだけです(笑)
なんで、こんなことになるのか、そして参政党がなぜ今回、走狗になりかけ、こうなっているのかに関しては4回目の記事で書きます。
今回のは序章で、次回から本当の疑問点、政策の矛盾点をあげます。
最後に、とても大事な事なのでまた書きます。
『狡兎死して走狗煮らる』
狡兎はまだ死んでませんよ?
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