imma天
8月に渋谷のDIESEL ART GALLERYで開催されたバーチャルヒューマンimmaと13組のアーティストによるコラボレーショングループ展「imma天」へ行ってきました。
immaとは?
ピンクのボブスタイルが特徴的な日本初のバーチャルヒューマン。 2018年のデビュー以来、そのリアルとバーチャルの境界線を超えた唯一無二の存在が世界中を騒然とさせ、これまでに世界50カ国、5000以上のメディアにて話題になった 。
参加アーティストは、YOSHIROTTEN、河村康輔、吉田ユニ、トキ、Jun Inagawa、KIM SONGHE、Riyoo Kim、Amazing JIRO、岸裕真、MASAKO.Y、山田晋也、Kanatan、上岡拓也。会場構成、ビジュアルディレクションは、 「天国」をテーマとしてアーティスト村田実莉が担当されたそうです。
コンセプト
何がリアルで、何がフェイクなのか?
現在、私たちの生活では人間同士よりも、バーチャルでの接触が増えている。世界の出来事はニュースで見て、他人の考えをSNSで読む。目の前の証拠より、ネットの情報を真実と捉えられることも増え、「フェイクニュース」という新たな言葉も生まれた。人々は日々、何をリアルと感じて、何をフェイクと捉えているのだろう。バーチャルの世界で起きた事を人は「リアル」と認識し始めているのではないか。
太古からリアルと存在しないものの境界線は曖昧だった。ラスコーの洞窟に描かれた動物たち、アニミズムから生まれる偶像崇拝、色とりどりの絵画、遺影写真、運転免許証、ツイッターのアイコン、そしてimma。
情報に溢れかえった現代では、人々が真実と思えるものが異なってきている。 真実というものは、それぞれが「信じられるものこそ真実」なのである。
というわけで会場内には様々なimmaさんが展示されていました。
中でも目を引いたのが
この巨大な顔面。夢に出そうなくらいのクオリティ。
柔らかそうな肌の質感や凹凸、グラデーション、目の潤い、まつ毛なんかもとてもリアル。リアルな「作られたもの」というのが分かります。
目の奥には映像が流れていました。
KIM SONGHEさんの作品でぬいぐるみの集合体。(シャンデリア?)
10kg分あるそうです。
Jun Inagawaさんのイラストが、見た事があるような既視感があって印象的でした。キルラキルかなぁ…。
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