泉太郎「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx」

オペラシティアートギャラリーで開催中の泉太郎氏「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx」という展示に行ってきました。想像の斜め上を行く展示だとは思いもよりませんでした。ネタバレありです。

入場するとまずロッカーに入っている茶色い袋を持って最初の展示に行くように言われます。こんな展示は初めてです。いや、懐中電灯を最初に渡され暗い室内を進む展示も以前にあった…そういえばそれもこのギャラリーでした。

最初の展示室には映像が流れるスクリーンと、鑑賞用のパイプ椅子が並んでいました。

座席にはQRコードがあって、お手元のスマートフォンで読み取るとのこと。

QRコードを読み取ると、とある人物からヒソヒソ声の電話がかかってきます。17分くらい耳を傾けていたのですが、不思議と一つも内容を思い出せません。。野生がどうとか・・。かけてきた人物以外にもう一人いるようでしたが、誰だったのでしょうか・・？

電話の指示で、茶色い袋に入っていた「マント」を着用するよう言われます。やたら丈夫なマントは穴が一つと、スリットがあり、頭と片手をようやく出せるものでした。

マント着用イメージです。

最初の部屋の展示は前衛的すぎてちょっとよくわからなかったのですが、電話の内容に沿っていたのだろうということは分かりました。いやでもやっぱり分かりませんでした。

マントを脱いで次の部屋に行くよう促されます。

次の部屋に行く前に、壁にかけられた黒い棒を持っていくよう指示があります。

次の部屋に行くと、黒い三角の物体が並んでいました。えっ。

黒い棒を立てて、先のほどのマントを裏返して広げると・・

テントの完成です！（なぜ）

次のアトラクション（？）は一人ずつ５分ほど体験できるものらしく、待つためのテントということです。じっとしているにはうすら寒買ったので助かりました。

テラコッタ製ぽい番号札をとって、番号が呼ばれるのを待ちます。前に10人くらいいたようで多分1時間ほどかかると言われましたが、結局2時間ほど待ちました。

テント内でゲームとかしてました。別の展示を見に行ったりしても良いとのことだったので、上の階の展示を見に行ったりもしました。

そしてついに自分の番となり、見にいくとそこには・・・

ここから先は、ぜひ会場でお楽しみください。私はぼんやりしたようなノスタルジックなような気持ちになりました。