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展示会記録(ぼやき)

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これまで見てきた展示会やアート作品のまとめです。
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#表参道

2021年宇宙の旅

表参道にあるGYRE GALLERYで開催されていた「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」展へ行ってきました。1968年に公開された映画「2001年宇宙の旅」を基にしたテーマらしく、この時点でその映画を観たことがなかったので、率直にいって展示内容がさっぱりわかりませんでした。 エントランスにあるモノリス。最近世界各地でモノリスが発見されるニュースをよく見ていたので、ほほう、これが…という気持ちになりました。 次の部屋に

名和晃平 個展「Oracle」

表参道のギャラリー「GYRE」で開催されていた名和晃平さんの個展「Oracle」へ行きました。 "「PixCell」は、オブジェクトを透明の球体で覆い、その存在を「映像の細胞」に置き換える彫刻作品。"  これまで見てきた色々な美術館で見かけた作品で、敷き詰められたビー玉のような球で輪郭がぼんやりするけど、確かにそこに生き物がいる(いた)感じが強く印象に残ります。 "「Trans - Sacred Deer (g/p_cloud)」は、鎌倉 - 南北時代に制作された春日

StandBy / The Mass

渋谷側から歩いた原宿キャットストリートの表参道とぶつかる手前にアートギャラリーが2つあります。どちらも運営はen one tokyo株式会社。 StandBy ひとつは、昨年10月にオープンした、屋根と囲いはあるけど窓や扉の無いインスタレーションスペース「StandBy」。コンクリート打ちっ放し。中にコーヒースタンドがあります。唯一あった情報源の公式インスタグラムには「Multi-function installation space」と書かれています。 ちょうど行った