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展示会記録(ぼやき)

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これまで見てきた展示会やアート作品のまとめです。
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2020年8月の記事一覧

光の館(2018)

2018年1月、長野県十日町市にある、現代美術家ジェームズ・タレルの作品「光の館」に泊まりました。アート作品自体が宿泊可能となっているというのは珍しく、当時でも半年前でないと予約も取れない人気ぶりです。 ジェームズ・タレルとは外観雪深い長野の山奥に「光の館」はあります。 アメリカ人であるジェームズ・タレル氏がどうして日本家屋風の作品にしたのかというと、『越後妻有』の里山を舞台に20年続く「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の総合ディレクターである北川フラム氏から、

おさなごころを、きみに

東京都現代美術館で開催中の「おさなごころを、きみに」展へ行きました。 本展は、かつてこどもだった私たち―大人が忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を思い起こし、メディアテクノロジーによる作品や映像を通して、こどもと大人が一緒に楽しめる展覧会です。触覚、身体、音と言葉、忘却、宇宙などをテーマとした空間を巡りながら、インタラクティブ体験、身体表現、音や文字による作品資料や映像上映、東京都現代美術館のコレクション展示を体験します。(東京都現代美術館HPより) 展示は5