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コロナ病床の入退院の定義やPCR検査


2021年1月1日の対策病床使用率


○ COVID-19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボードより対策病床使用率 1月1日15:30現在の値

対策病床使用率 65.2%

病床使用率の25%以上の都道府県

100%以上
   東京都 144%
   埼玉県 114%
   愛知県 105%
   京都府 100%

50%以上100%未満

   大阪府 99.8%
   神奈川県 97.6%
   千葉県 97.4%
   福岡県 90.9%
   栃木県 69.5%
   宮城県 69.1%
   兵庫県 66.6%
   岡山県 63.1%
   奈良県 59.1%

25%以上50%未満
   北海道 48.4%
   岐阜県 46.4%
   静岡県 43.6%
   滋賀県 42.3%
   沖縄県 41.8%
   広島県 38.9%
   三重県 33.8%
   福島県 36.8%
   茨城県 31.6%
   香川県 31.6%
   長崎県 27.4%
   山形県 25.9%

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2021年、全国のコロナの対策病床使用率は70%に近づいている。

東京、埼玉、愛知、神奈川、千葉、大阪の大都市は対策病床使用率が100%以上となった。100%以上、それは定員オーバー、つまりすでに医療崩壊という事だ。溢れた分は近隣の余力のある自治体に流れるのだろうか。ならば全国的にもすぐ満員になってしまいそうだ。

さらに警戒レベルを上げたくない自治体によって数字が改ざんされているため、本当の数字はもっと高い可能性がある。また重傷者の数について、東京都は集中治療室(ICU)に入っている患者を除外して公表しているため、本当の数字はもっと高いだろう。(※コロナ禍で露出する政府やメディアの嘘・情報操作

しかも、この状況で政府は病床を増やすどころかなんと削減をしている。(※GoTo崩壊の①


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6月と10月の入退院の定義の変更


対策病床使用率は、患者数 / コロナ用のベッド数だ。
数字が低いほどベッドの空きがあるという事だ。
ベッド数を増やせないならば患者を減らせば、空きベッドは増える。

退院の定義を変えて早く退院するようにしたり、
入院の定義を変えてなるべく入院させないようにすれば、空きベッドは増え、対策病床使用率を下げる事ができる。

そして実際に、
退院の定義は6/12に(https://gemmed.ghc-j.com/?p=34428
入院の定義は10/24に(https://gemmed.ghc-j.com/?p=36590
変わった。

6/12の退院の定義変更は、それまでは発症日から14日間経過で退院できたのを10日間に短縮。
10/24の入院の定義変更は、感染したら一律に入院だったのを、高齢者や疾患があったり症状の重い人だけが入院しするように変わった。それ以外の若い人、疾患のない人、症状の軽い人などは入院はせず自宅やホテルで療養という事だ。
(政府はコロナに限らず、定義を変更して数字を操作しあたかも実態が変わっているかのように印象操作している。(※コロナ禍で露出する政府やメディアの嘘・情報操作GoTo崩壊の⑤内閣支持率など))


グラフに表れていない感染者の割合が増えてはいないだろうか


これ↓は1日毎の退院者のグラフだ。
これを1日に確認された感染者や要入院者を並べて比較してみる。

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確認された感染者や入院者推移と退院者のグラフはよく似ている。感染が確認されると入院してほとんどの人が10日~2週間で退院する。そのため感染者のグラフが退院者のグラフは10日~2週間のずれで近似値になるという事だ。だからグラフが似ている事に一見不思議はない。(※入院者の数には退院と死亡で病院を出る事が組み込まれていると厚生労働省に確認済。)

しかし定義が変わっている。
6/12の退院の定義変更は14日から10日に入院期間が短縮された位だから、退院の山の位置が4日分ずれて入院の山に近づく程度だろう。
しかし10/24以前は感染したら一律に入院だったのを、一部の人しか入院しないように変わったのだ。だから10/24以前の1つめの山と2つめの山のと、10/24以降の今現在の3つめの山(まだ山の傾斜の形成中だが)では意味がだいぶ違う。

1つめの山と2つめの山では、感染が確認された人=入院者≒退院者。
今現在の3つめは、入院者は感染が確認された人の一部だけだから、感染が確認された人>入院者≒退院者。
だから、3つめの入退院の山は感染者よりもっと小さい山になるはずではないだろうか。


しかし1つめと2つめのピークと現在の3つめを比べてみると、感染者と退院者の増え方は差が約倍と今のところ大体同じだが、入院者はむしろ多くなっている。
入院者の山は感染者の山より小さくなるはずなのに大きくなっているという事は、確認された感染者は、入院の必要な症状の重い人の割合が増えているという事ではないだろうか?それは軽症や無症状の人が検査を受けていないため確認されていない感染者が増えているという事ではないだろうか。つまり数字とグラフに表れていない感染者の割合が増えているという事ではないだろうか。

本来であればもっと多くが検査を必要とし隔離療養するべき人が増えているのに宿泊施設の準備が足りないから検査の段階で止めている水際作戦なのだろうか。


PCR検査数≠検査を受けた人数


下↓はPCR検査数とPCR検査能力の最大件数のグラフ。青い線はPCR検査の数、赤い線はPCR検査能力の最大件数だ。どちらも春以降増え続けている。しかし、PCR検査の件数=検査をした人数ではない。僕は春に心臓病になって夏に手術をしてもらうまでの間に1人で4回もPCR検査を受けた。検査数のうち4回は僕1人の分だ。(1回目は病院で見てもらうため、2,3回目は入院するため、4回目はコロナの疑いがあるとして。)
6月12日の退院の定義の変更で上記の他に、「24時間以上の間隔をあけ2回のPCR検査陰性を確認した場合に退院可能とする」との基準もある。つまり、入院する前に少なくとも1回の検査、退院のために2回、合計3回の検査を1人が受ける場合がある、という事だ。PCR検査数≠検査を受けた人数なのだ
また、検査を受けられる割合が増えたのかどうかはわからないのだ。

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今の所は赤い線と青い線の間にはまだ開きがあり、PCR検査数には少し余裕があるようだ。日本は外国に比べてPCR検査の数が非常に少ないと聞くが、にも関わらず政府がその予算を増やそうとしているという話は聞かない。


退院できていない人の割合が増えてはいないだろうか


また、入院者の山と退院者の山は同じ位になるはずなのに、入院者の山より退院者の山が小さい。それは退院できない割合が増えている、という事だろうか。スムーズに退院できないという事は、症状が長引いて退院できていない、あるいは死亡してしまう割合が増えているという事だろうか。死亡者のグラフは確かに増え続けている。

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死亡者のピークは最初の山を越えてはいないが、死亡者にのみならず、感染者などでも、具体的な数字の厳密さにはあまり意味がないと思う。
それは自治体からの集計には時間がかかりタイムラグが2日程度あるようからだ。その上数字は操作されている。
死亡者のニュースを出すタイミング等も操作されているのだろう。
4月の前のピークに1日だけ突出しているのはこの日にだけ死亡者が多いのではなく、集計された数字がこの日に集中したのだろう。
だから本当はすでに前のピークは越えているのだろうと思う。


政府が医療や保健所へ予算を増やす話は耳にしない


こういった切羽詰まった状況で非常事態宣言が出るだの出ないだのがテレビで報道されているが、政府が医療や保健所へ予算を増やす話は耳にしない。

GoToキャンペーンやミサイルへの予算、中曽根元総理大臣の葬式代がコロナ用の予備費から出された話、首相が有名人との忘年会で高級ステーキを食べている話、会合と称し連日高級ホテルでごちそうを食べている話などはよく聞く。


PCR検査の数が多い方がよいと言う意見があるが、ただ多ければよいとは思わない。検査に陰性だとしても帰り道にですら感染する事もありうるから陰性な事で過大な安心はできないからだ。
ただしPCR検査が多い国は収束に向かう傾向にあるようだ。
それはPCR検査の数ではなく、状況を把握しようとするスタンスの有無だと思う。状況を把握し対処しようとする意思の表れがPCR検査の数という結果になると言う事だろう。
だからただ検査をする事には意味がないと思うが、PCR検査をしようとしない事には何もするつもりがないという大きな意味があると思う。

日本はなぜ何もしようとしないのか。ただ金儲けに利用している、それ以外に見えてこない。
だから、日本のような国ではPCR検査の数が少ない事は問題だが、例え検査数だけを多くした所で問題がなくなるわけではないだろう。
金儲けではなく、本当にちゃんと対処する意思のある政権に交代する以外に対処はない、という事だろう。


自民党や知事達の行動は政治の私物化、私利私欲ばかりが感じられる。
小池都知事はマスクを外して非常事態宣言の要請の話をしていた。またパフォーマンスか、と思ってしまった。
その上安倍前首相の不起訴など、また安倍前政権の余りに大量の汚職疑惑についても司法がグルでかくまう、三権分立が存在しない事を証明する事態である。
(※コロナ禍で露出する政府やメディアの嘘・情報操作コロナ禍を理由に政治や金儲け等に利用されている事GoTo崩壊など)


一刻も早い政権交代のため、野党共闘をお願いします。


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※グラフは、
kumataro's 国内の感染状況 ’20年1月2日
感染状況は厚生労働省、病床使用率はCOVID-19 Japan新型コロナウイルス対策ダッシュボードのデータをまとめています。


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#GoTo予算を医療保健所災害支援補償に回して下さい
#GoToキャンペーンを中止して下さい
#GoTo感染拡大反対

#対策病床と隔離施設を増強して下さい
#医療現場に設備と人員を増強して下さい
#現在の病床を削る事なく新たに病床を確保して下さい

#自民党独裁政治に終止符を
#自民党は利権と汚職だらけ
#スガ政権の退陣を求めます

#安倍前首相の起訴を求めます
#安倍前首相の不起訴処分に抗議します








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