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真っ向教育論(12)Home(Houseではなく)

我々より上の世代では、男の子が喧嘩に負けてかえってくると父親が「勝つまで帰ってくるな」と追い返す、みたいな風景があったらしいですが

僕が子供の頃はそういうのはなかった

ていうかそんな話リアルで聞いたことないから、都市伝説なのかなあ?

今の時代そういう父親の方がもしいらっしゃるのだとしたら、ちょっとヤバいかもね😥

なんというか「胆力」が足りないというか。。。

でも、良し悪しはさておき昔の大人は子供世界にはほぼほぼ介入してこなかったのは確かです。


話変わりますが、昔よくマンガであったんだけど

子供がただいまー、と家に帰ってきた瞬間に

ランドセルを投げてそのまま遊びにいってしまうというシーン

これは我が家ではあんまりなかったような

(マンガだと、野球のバットの先にグローブを挿して?飛び出していく)

他の家庭でもあんまりないのではないでしょうかね。
(習い事ならあるかも?)

まずうちの子らは標準服だから遊びにいくにしてもいったん着替えることが多いですし。。

それと、うちは子供らが遊びにくることが多かったのでそういうシーンをあまり見なかったのかな

適度に、外にも行くし、友達が家にきて遊びもするし、家にいてゲームするのも好き、っていう感じかなと

その割合が兄弟によって違うのが面白いよね。外が好きな子、家が好きな子、人それぞれ。



ウチの子らはちっちゃかったし、みんな優しいし

当然クラスで威張ってるふうな子もいたし

(威張ってる女子もいたし。。。😰)

何があったのかわかんないけどしょぼーんと帰ってくることもよくあったし

泣いて帰ってきたっていうのは記憶の範囲ではないけど、自分がいないときそういうことがあったかもしれない。

2日ぐらい学校にいきたくないっていうことはたまにあった。

でもまあそれらはふつうの範囲内だったと思います(とても幸いなことに)


つまり何が言いたいかというと、ひと昔ふた昔前と比べて男の子の子育てっていうのはそんなに単純じゃないんだよ、ってこと

社会そのものが単純じゃないんだから

女の子ももちろんそうなんだけど、うちは女の子がいないので詳細は語れず

けっこう「わんぱく」な子の親御さんのほうが逆にぴりぴりしてたりね。うちの子がなにか迷惑かけてないでしょうか。。。みたいなさ


絶対間違いないのは、家は居心地の良い場所であるべきということ

帰る場所であるということ。

まぁ、大人だろうが子供だろうが男子は一緒だよねえ?(笑)

仕事終わって帰る場所はほしいし

どっか寄り道してきたとしてもそれは最後に帰る家があるから安心して甘えてるわけでね

子供は子供なんだから、そういう帰れる場所を求むる気持ちは大人より相当強いはずで

最終的に帰る場所があるという安心感は子供にとって何にも代えがたい大切なものであるという確信は常にある

居心地の良い場所というのは、前にも書いたかもしれないけどやはりまずは存在を否定されない空間であるということです

一方で、家から出ていかない子供ってのもなんだかなあと思っていたので(そうなったらそうなったで許容したかもしれないけれど)

家が居心地が良いのは大事だけど、そのへんのバランスは大事だし難しいなと思っていた。

家から出っぱなしで帰ってこない子にもなってほしくないけど(笑)それは居心地の良い家さえあれば大丈夫かなと


やっぱキーワードは「めし」なのかな(笑) 男子はね。。。

小遣いに限りはあるから、友達とサイゼやマックに毎日いくわけにもいかないだろうし

最後はおなかすかせて帰ってくるから(直接的な空腹という意味だけでなくメタファーとしていってます)

まずは詮索することなく(あとからするかもしれないけど)

「おかえり おなかすいた?なんか食べる?」

といってあげられればそれでよし。

そのなんかっていうのは必ずしもおふくろの手料理じゃなくてもいいんだよ

僕がつくるサッポロ一番みそラーメンでもぜんぜんいいんだと思う(たぶん。。。)

常に、どんな状況でも「おかえり おなかすいた?なんか食べる?」

といってあげられることこそが「胆力」なんじゃないかなあと思いますね。

おしまい



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