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「僕と広告 杉山恒太郎」

1年以上積ん読してたんだけど、いやーこれはもっと早く読んでおけばよかったな。
自分は広告業界とは無縁だけどそれでも面白かった。

関係あると思うんだけど、自分の人生に若干の悔いがあるとしたら(自力ではどうしようもないんだけど)
自分の上の世代でビジネス・シーンで尊敬できる人って今までたぶん一人もいなくって、仕事でこういう先輩がいたらよかったのにと。

プライベートで尊敬できる人はいたんだけどね。でもそれも少ない。とにかく自分はバブル入社組や、団塊の世代の人たちや、年上世代に総じて良い印象を持ってなくて。

それは、実年世代でもっともたくさんの時間を過ごすビジネスアワーで尊敬できる先輩が絶無だったっていうのが大きい。大きすぎる。

同じ現場にいる人だけじゃなくて、お客さんも含め。

なので、ビジネスでもし自分が別な業界で20代から過ごしていたらどうなってたかな、もう少し羽ばたけていたのかもしれないな、なんて考えたりもする。でもそう考えるのは一瞬だけどね。

なんでビジネス・シーンでの年上の人たちが尊敬できなかったかって、飲みの席での話のネタがダサすぎだったんだよね(反論は認めないw)

あとは説教。あんた酔っ払わないと俺に物申せないわけ?みたいなね。「実は入ってきたときはオマエ嫌いだった」とかそういうダサいこというわけ。しばらく経ってから。そういう人種ばっかだったな。

反面教師としては超優秀な人材ばかりだったけど、それはそれで悲しいものがある。

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