くまち

社会人3年目。鬱で闘病中。見栄やプライドを手放して新しい自分を生きられるように綴ります。

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最近の記事

感情との向き合い方

あなたにとって感情ってなんですか? 私は感情こそが人を人たらしめるものであると信じています。私の人生は苦難の連続で(というか自分がそう感じるよう仕向けてたのかも)、深い友達づきあいが苦手だったり両親が不仲だったり愛されているとなかなか感じられないことが多かった。加えて自分でそのような環境を作り出してしまっていることが多かったのでネガティブな感情に苛まれることが多い子どもでした。 こんな風に私は感情にずっと苦しめられてきました。一度重くのしかかった鉛のような感情はなかなか封

    • 『糸』

      映画『糸』を観てきました。愛について色々と考えさせられたのでことをつらつらと書いてみます。 舞台は北海道、東京、沖縄、シンガポールなど各地に渡り、二人の男女の半生とその交わる点を描いたラブストーリーでした。 主人公の二人は引き離されたあと再会を果たすもすれ違い、お互いの人生を生きるがそれでも忘れられずまた偶然出会っては追いかけたりすれ違ったりを繰り返します。 かなり感情移入して号泣しながら見ていたのですが、追いかけてはすれ違う二人に『電話したらいいじゃん』と思ってしまい

      • 夜中にひとり散歩してたどり着いた先斗町。京都の風情は変わらずそこにありました。

        • 幸せってなんだ

          昔からみんなこの手の話が大好きだ。大した答えも導けないくせに。幸せについて考えるのは今幸せじゃないと感じているからだとする意見がある。なるほど確かにそうかもしれない。幸せっていうのは私たちが焦がれるような満ち満ちた感覚ではない。だれにも気付かれず、ただそこにあるものだ。恋人のいない私は一番幸せだった時間を尋ねられると、一番深く愛した彼と一緒にいた時間を思い出す。どうしていつも人はいつも幸せについて考えるときにすぐに性愛を連想するのだろうか。 .......その答えをふと考え

        感情との向き合い方

          ほんとはみんな半地下に住んでいる

          先日オスカーを受賞した『パラサイト 半地下の家族 』 ミーハーなので観てきました。 お金持ちの家族と半地下で暮らす貧しい家族の生活が奇妙に交錯する様子は 生々しく、なにかタブーにふれているようなそんな感覚でした。 韓国の映画を初めて観ましたが、描写が非常に丁寧でカオスな状況を違和感なく描いていてどこか日本の映画に似ているような印象を受けました。 さて、肝心の本編の感想ですが、 異常に見えるキム家の家族たちの姿は実はとても身近で、誰もが持ち合わせる憧れ、嫉妬でありそれら単

          ほんとはみんな半地下に住んでいる

          マイノリティになること

          私はマイノリティになることを怖がるよくいる女の子だった。 いい成績をとれば褒められたし、短距離走で1番になったらみんなに羨ましがられた。1番であることが常に正義だと思っていた。 高校に入ってから1番になることの難しさに気付いた。成績は学年で真ん中より上くらいになったし友達と群れるのが苦手で決まったグループにも属していなかった。 理想からどんどん離れていく”自分”に嫌気がさした。自分が嫌いな自分を誤魔化すように恋愛に没頭した。 それでも”あるべき”姿に染まれない自分が苦

          マイノリティになること