人脈に感謝し続け、人脈を大切にし続ける

昨日は、直接ビジネス関係のある方々、また直接はなくとも仲良くさせていただいている方々とアップルストア銀座でセミナーを開催させていただいた。アップルストア銀座の方々にもお世話になり、また渋谷時代からお世話になっている方が表参道に異動になり、そこから駆けつけてくださった。広報の方を含め、アップルのみなさまに大変お世話になった。

そして、観客として立ち寄ってくださった方々を交えて、懇親会で楽しく会話してきた。これらすべて、僕にとって大切な「人脈」だ。「人脈」というものは、お金に直結するものばかりではない。そしてそれは、自分一人では成り立たないものである。自分が一方的に好きでも、相手もそれに応えてくれないことには友達にはなれない、ましてや恋人になれるはずもない、という話に近しいものがあると思う。

六次の隔たりという言葉がある。「人が自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」、という仮説のことだ。これは仮説だが、人脈というものは必ず「誰か」のおかげで成立する。誰かと知り合うことは、偶然であることは極めて少ない。居酒屋で隣り合った人が「人脈」になることは稀だろうし、道端ですれ違った人と親しくなったり、ビジネスの取引が始まる、なんて聞いたこともない。

以前、人脈泥棒ということについて書いたが、結局誰かが紹介してくれた(紹介をお願いする場合も含めて)、イベントで誰かが連れてきた、というものだ。自分が参加したイベントで声をかけてくれた、声をかけた、というものも、自分が参加したくなるようなイベントを企画してくれた、ということがスタートだ。そのイベントがなければ、自分がそこに行くことはなかったのだろうから。

そうやってきちんと考えてみると、最初に紹介してくれた人に感謝し、その人を紹介してくれた人に感謝する。遡って感謝し、それが何年経とうと感謝し、その人と知り合えた場に感謝することが大切だ。その場を作ってくれた人がいるのだから。

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