人と人の出会いを作るリスク「人脈泥棒」

東京女的生活 #008を拝読した。またまた踏み込んでくれた女性陣。(笑)

僕自身、人と人を繋げることが好きで、「AさんとBさんを繋げると面白いかなあ」なんて妄想もする。そうやって繋げた結果、森時彦さんと田中淳子さんの共著が出たり、永井さんの100円のコーラシリーズが出たりすることは、とても嬉しい。いや、これらはもちろんご自身が持っておられるスキルや知識の賜物なのだが、そこに少しでも関与させてもらったことが嬉しい、ということだ。

一方で、東京女的生活 #008に登場した「人脈泥棒」というキーワードは、とても深い意味を持つ。ぴちきょさんは、「人脈泥棒」ということを意識し、そのうえで紹介してくれた人にそう思われないように、ということを心がけているという。これは、僕自身も見習わなくてはならない、大事なことだと考えている。

大企業に勤めている人の中には、こういうところに無頓着な人がいる。(関西で人気PCを作っている人たちとか、ゴニョゴニョ。。)偉そうに、とかそういうことではなく、彼ら自身がそういうことすら考えていない、無意識にやっている人だ。また、個人事業主あるいはそれに近い規模の人にもこういう無頓着な人がいる。こちらの場合は、少し事情が違っていて、「何か言われたら対応しよう」くらいは思っている。どちらがたちが悪いのかは分からないが(笑)、いずれにせよ周りを不愉快にさせる可能性がある。そして、「今後は紹介しないようにしよう」と思わせてしまう。

人と人を繋げると、思わぬ化学反応を起こすことがあって、それが新たなビジネスになったり、あるいは彼らの活動が広がっていくことがある。紹介者としては、それこそがご褒美であり、満足感につながっていく。だから僕は、どちらか一方が「紹介してほしい」などと言われたところで、化学反応が起きそうなイメージが湧かない場合は、絶対に紹介しないことにしている。それはリスクであり、もう片方の人のためにならないと思うからだ。

人脈泥棒、面白いキーワードにまたまた食い付いてしまった。

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