社会人になる人へ

平素より大変お世話になっております。
”しゃちく”のkumaberryです。

今回は普段の推しに対する記事から趣向を変え、少し真面目な記事です。

新年度も迫ってきたので、
新たに社会人になる方へ向けた、

私が社会人として

〈今まで意識してきたこと〉

そして、後輩や部下が出来て思う

〈実践してほしいこと〉

をまとめます。

社会人として過ごす上で、何か参考になれば幸いです。
それではお付き合いくださいませ。


1.意識してきたこと

私は1カ月の教育期間を終え、現地に配属されました。
同期もいない中、一回り以上離れた先輩・上司と一緒に仕事をするうえで、意識してきたことが2つあります。

1-1.報連相の徹底

耳タコレベルの話ですね

報連相とは
報告〉〈連絡〉〈相談〉
の仕事をする上で重要な3つのコミュニケーションですね。

会社に入ると間違いなく研修で言われることですが、
実践するのは思っている以上に難しいです。
なぜなら、殆どの職場では先輩・上司は実践していないからです。
…いやホントですよ?

周りのがやっていないことを実践するのは、非常に勇気がいることです。
ですが仕事を覚え、成長するには欠かせない行動です。

①〈報告〉とは
依頼された業務の進捗状況や結果を、依頼者(先輩・上司・お客様)
に伝えることです。

特に重要なのは「決められた時間を越えそうな場合」の報告です。

例えば、定時までに終わる予定の業務が完了しないとき、
定時ギリギリに報告するのでは遅いです。
(ちなみに、最悪なのは黙って帰ることですからね)
なぜなら、先輩は進行状況に応じてどのように業務を遂行するか、
考える必要があるからです。

報告は適切なタイミングで
業務の進捗
問題の有無
結果(完了した場合)
があると良いでしょう。

2時間で終わる業務の場合、1時間経過したタイミングで
まずは〈業務の進捗〉を報告します。

そして、その状況での〈問題点の有無〉を伝えます。
問題点がある場合や次の行動が分からない場合は正直に言いましょう。
必ず解決する手助けをしてくれる筈です。
「なんで分からないんだ!」と頭ごなしに言う先輩が居ないことを祈るばかりです…

完了した場合は〈結果〉を報告します。
終わったからと言って、黙って帰るのはNGです。
口頭では難しい場合は、メールなどのツールを活用し、
時間を置いてもう一度口頭で報告しましょう。(理由は後ほど…)

〈連絡〉とは
業務に関する情報を関係ある人たちへ共有することです。

分かりやすいのは電話応対ですね。
社内、社外問わず、電話は個人で受けるのでその内容を関連する人へに共有しましょう。
(業務に関連する人が分からない場合は、周りの人に聴きましょう)

新人は分からないことしかありません。
〈受けた内容は誰かに共有する〉
ことを意識しましょう。

そして在りがちな話ですが、
ベテラン層の人たちにメールのみで連絡をするのは悪手です。
忙しくて確認できない場合もありますが、メールはまず見ません。
メールの内容は重要ではない、と判断する人が何故か多いです。

「この業務についてメールしましたが、確認できましたでしょうか?」

と直接または電話などで言いましょう。
効率悪いけど仕方ないんです…ジェネレーションギャップですね()

〈相談〉とは
業務を遂行する上で、
このやり方で問題がないか確認し、意見を求めることです。

新人に限らず、業務を一人で完遂する状況は存在しません。
業務のやり方を立場が違う人に確認してもらことで、
気付けなかった問題点を洗い出すことが出来ます。

そして計画を立て業務を遂行する中で、
変更点や分からないことがあった場合は〈報告〉し、
〈相談〉に乗ってもらうことができるでしょう。

1-2.社内の人と仲良くなること

ざっくりしてんねぇ!

〈報連相〉するためには、
社内の人に話しかけやすい人間関係を作ることが一番大切です。

同期と仲良くすることも大切ですが、
それはあくまでも仕事での愚痴を聞いてもらうくらいが限界でしょう。
年数が経てばお互いに相談し助け合う技量がつくとは思いますが、
新人の頃は別のお話…

自分よりも多くの経験を持っている先輩・上司と、
気軽に話すことが出来ることが出来れば、
おのずと〈報連相〉もスムーズにできるようになります。

そのために私は
〈仕事で疑問に思ったこと〉
〈業務したときの出来事・感想〉
〈ご飯の話〉
〈(言える範囲での)趣味〉
〈地元の話〉

など気軽に言えることから、人間関係を構築していきました。

結果、何か困ったことがあったら「ちょっと聞いてくださいよ~」
と気軽に話しかけられる関係を作ることが出来ましたし、
新たな環境になった時も、自信をもって話しかけられることが出来ました。

よく勘違いされますが、コミュニケーションを醸成する上で、
〈飲み会〉を上げる方がいますが、私は必要ないと思ってます。

※醸成:ビジネスにおいては考え方や雰囲気を徐々につくること

なぜなら〈酒を飲んで酔った勢い〉でしか話せない人間関係なんて、
”仕事”では何の役にも立ちません。(もちろんプライベートは別ですよ?)
むしろ酔った勢いで何を言ってしまうか、分かりませんよね?
私は上司の逆鱗に触れた、哀れな同期を何度も見てきました…

だからこそ、日常でのコミュニケーションが一番大切だと思っています

※余談ですが、
私は社会人になって丸7年、強制参加になる忘年会や歓迎会・送別会を
除いて退社後の飲み会は参加したことありません。
なんなら強制参加になる飲み会も参加費だけ払って
「急な用事(推しの配信)が出来たので行けません!」と撤退するか、
出てきたご飯を延々と食べ続けて、話しかけられないようにしています。
酒注ぎのなんて1年目の時に2~3回やった程度です。

ただでさえ仕事で疲れているのに、
酔った上司の自慢話聞き適当に相槌打って機嫌を取り、
酒が少なくなったら注ぐ…いやストレスしか溜まりませんわ。
酒を注ぐにもルールがあるとか知らねぇよ…
コホン…失礼、闇が出てしまいました。

個人の考えとなりますが、
(一緒に酒を飲みたいと思える先輩・上司との関係なら構いませんが)
ストレスを抱える飲み会になるくらいなら行かなくていいと思います。
その時間、給料出ませんよ?寧ろ参加費を払ってますからね。

時間は有限です。
勤務中にコミュニケーションをとり、自分の経験値を上げる。
退社後は好きなことをして、QOLを上げる。
そう過ごすことで、日々の業務も捗ると思います。

私は飲み会に殆ど行ってないですが、
業務内で人間関係を構築し、
先輩・後輩と協力して業務を効率よく回すことが出来できたからこそ、
その実績が認められ、
通常なら入社して15~20年目頃に就くポジション(リーダー・主任クラス)を任せられています。
まぁ…待遇には不満はありますが…


2.実践してほしいこと

これは私がチームを率いる立場となったからこそ、
業務をする上で「実践してほしいなぁ」と思ったことをまとめます。

2-1.〈報連相〉の徹底

先ほども書きましたが、これに尽きます。

業務の完了報告が思っている以上に遅いとき、
「ハマっているのでは?」と心配になります。
問題無く進んでいたとしても、追加で作業が発生したときは、
その作業が適切なものか判断する必要があります。
また、労務管理する上で時間外勤務時間(いわゆる残業)の把握することも重要になるので、
定時を越えて勤務させるべきか、会社側は判断する必要があります。
最近は特に厳しいので、定時を越えてしまう場合は必ず報告しましょう!

また業務を1人で抱え込まず、相談してほしいです。
誰かに話すことで、
状況の整理にも繋がり結果としていい方向に進みます。

そして情報を共有すること!
例え一人でも解決できる業務であったとしても、
〈いつ〉〈何があって〉〈どのように業務を遂行した〉か、
共有しましょう。
しれっと結果報告だけ上げると「ナニコレ?」となり、
本当にその業務が適切だったっかさかのぼり確認する必要があります。
もし完了した業務がコンプライアンス的に問題があったら大変なことになります。

※コンプライアンス:
「法令遵守」。企業や個人が法令や社会的ルールを守ることを意味しています。

2-2.〈5W1H〉の基づいたコミュニケーションの徹底

〈5W1H〉とは
「When:いつ」
「Where:どこで」
「Who:だれが」
「What:何を」
「Why:なぜ」
「How:どのように」
という、情報を相手に伝える上で必要となる、思考を整理する方法です。

●いつ(When)
いつ
電話やメールで客先から問い合わせや発注を受けたか…
期限はいつまでなのかも重要です。
最初にこの報告がないと、管理職は指示が出せません

「一週間前に問い合わせがあって、期限が明日なんですよね~」
…もう定時間際なんですが?まだ終わってない?oh…マジですかぁ
こんなことが無いように、受けた内容は直ぐに共有しましょう。

●(Where)どこで
その業務はどこで実施するか、それがあるとそこに至る経路や移動時間をイメージしやすいです。
また、「以前実施した○○と同じような内容です」と過去に経験した業務があればより伝わりやすいです。

だれが(Who)
その業務はだれから(取引先、社内)受けたか。
そしてだれに引き継いで、
最終的にだれに報告・納品するかを意識しましょう。

面倒なことに、〈だれが〉によって、
同じ業務内容だとしても、完了するまでの道のりには差異があります。
過去の実績や、同時に動いている案件との関係、請求関係など…
相手との関係によって計画内容は様々です。覚えておきましょう。

なにを(What)
業務内容ついてですね。
具体的な内容も把握できていたらベスト、
受けた内容について理解できていない場合は固有名詞はしっかり覚え、
相手に伝えましょう。

なぜ(Why)
〈その業務はなぜするのか?〉
〈なぜこの業務は失敗したのか?〉
〈なぜ期限を過ぎてしまったのか?〉
などがあげられます。理由や背景を整理することで次にやるべきことが見えてきます。

どのように(How)
業務を遂行する手順ですね。
5Wで整理した情報をもとに、計画・準備し実行に移します。

商談などでは
〈どのようなプランを提案するか〉
〈提案するにあたり分かりやすい資料を作る〉

作業であれば
〈マニュアルを読み、作業内容を把握する〉
〈分らない内容は周囲の人に相談し、解決策を模索する〉

などが挙げられます。

この〈5W1H〉、簡単に見えて多くの社会人はできていません。

ここからは私が経験したことを纏めます。

「そういえば前頼んだアレ、やった?期限明日になったわ」
→聞いてないし、事前にわからなかったの?

「これ頼んでいいい?」
→納期がいつまでか、こっちが聞かないと教えない。

「この案件、水曜に入ったんだけど、来週の月曜朝までに見積頼める?」
→金曜の夜なんだが…?上司も帰ったしどうしろと…?

「〇月〇日に客先に訪問します」
→何をしに行くか分からない。そもそも何故行くのかが分からない。

「失注しました」
→理由が不明。時期が遅かったのか、内容が不適切だったのか、
金額に折が合わなかったのか、背景が分からないので上に報告できない。

「言うの忘れてたけど○○さんからの依頼だから急ぎでやってね」
→だから金曜の夜に言うなって…

「この業務、まだできていません!」
→いつやるか、どこまでできているのか、出来ていない原因はあるのか、
報告が不明瞭のため、管理が出来ません…

「客先で緊急対応が(17時に)発生し、対応中です(報告は22時過ぎ)」
→なぜ、発生した時点で報告しないのですか…?
そしていまからヘルプに入れと…まぁ行きますけど…

…はい、上げるとキリがないですね。
このように具体的な内容が無い報告や、後手後手の情報共有をすると、
業務を完了するための計画が出来ず、その場しのぎの対応〉
となってしまします

こうならないためにも
〈報連相の徹底〉
〈5W1Hに基づいたコミュニケーションの徹底〉

を実践してほしいと思っております。

最近だと
〈PDCAサイクル〉もありますかね…?こちらは業務管理なので別のお話…


3.最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

私が7年間に経験してきた、しゃちくの日々が参考になれば幸いです。
(あくまで私が経験したことによる内容なので、全ての職場、仕事に当てはまるとは限りません)

社会人になる方へ。
これから春が訪れ、社会人としての生活が待っています。
環境の変化で不安も多いとは思いますが、
充実した日々が送れることを陰ながら応援しております!!!

不安に思うことがあれば、周りの人に相談しましょう!
家族や友人がベストです。
私に相談してもいいけど…あくまでネットで知り合った仲ですからね。
SNSに企業が特定されるような具体的な内容を書くのはNGですよ!

今回の記事は以上になります。
反応や質問があれば不定期でやるかも…?

”しゃちく”のkumaberryでした!

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