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ハロウィンレーサー量産化計画

台風の目、ハロウィンレーサー

柏KOIL、豊田スタジアムと二回続けて台風の目となったのは、ハロウィンレーサーでした。
小さいのに速い。そして、抜群の安定感。
Donkey Car界隈ではマテリアルリストを参考に部品をかき集めて1/18を作成するのがブーム。というか、すでに作って走らせてる人もいるとか。
M-DRIVEの近藤さんが量産化するということで、私も協力する代わりに、心臓部は近藤さんに作ってもらうことにしました。らくちんw
各シーズンごとにテーマを決めて作るということで、10月はハロウィンでしたが、次はイベントが12月なのでクリスマスにちなんだカラーリングで、ホーリーレーサーとなるのではないかな?

ホーリーレーサー量産

さて、それでは材料はこちら。

中華1/18ラジコンのそこそこ良いもの(5000円程度)、サーボ、ESC、ラズベリーパイなど。
さっそく、中華RCを捌きます。

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カラを外して内臓を取り出す

カバーを外して、線を拘束している結束バンドを切っていきます。
電線を切らないように慎重に。

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それから強引に、受信機を外します。両面テープで接着してあります。
受信機は使わないので多少のことは気にせず強引に外します。

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モータも裏のネジを外して取り外します。
モータは再利用しますので大切に。

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右側のステアリングの5線式のモータも外します。
これは、PWMで操作しやすいモータに交換します。

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右が元からついているモータ。
左が新しいモータ。

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元からついているモーターのスペーサを交換先のモータに向きを合わせながら取り付けます。

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こんな感じで移植。方向を間違えないこと。

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これをねじ止めするには、かなりの器用さが必要かも。

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ステアリングがある程度左右に切れる位置でねじ止めしないと、やり直しが発生します。ご注意。

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モーターにケーブルはんだ付け

新しいESCにつながるように、ケーブルをはんだ付けします。

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ねじ止めしたら、モータは本体に取り付けなおします。

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車軸とモータが平行に取り付けられていれば、ピニオンを指で回すとなめらかに回ります。
これが、傾いていたり、ピニオンとギアをきつく取り付けると、モータを回したときに引っかかってしまいます。
モータの回転の具合を指で確認しながら調整し、ピニオンとギアにかすかに隙間があるようにします。ここでひっかかるような調整をしてしまうと、スロットルが回らないこともあり得ます。

さて、四台とも改造してもらいました。

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3Dプリンタのパーツを載せていく

プラスチックとABSで近藤さんが作ってきましたが、ABSで作った部分はすでにヒビが入っているようです。
このサイズのRCカーなら、ABSを使わなくてもプラスチックでOK。
後で自分で作って補強します。

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手戻り注意

ハロウィンレーサー系は、サイズが小さいがために組み立て順を間違えると手戻りが多くて大変なことになります・・・なりました。
下の写真、組み立てる前に、パーツの隙間にPWMケーブルを通すのを忘れていました。また、ラズパイを載せるための足を取り付ける前に行わないといけません。外さないと裏面に手がとどかないのです。

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正しくは、こっち。

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完成(?)したのがこちら。

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普通はトップにモータドライバを載せますが、手持ちのFaboのPWMとI2C装備のシールドを使用しました。
ちょうど、カラーリングがラズパイの緑に対して赤で、クリスマスっぽいカラーですね。

まとめ

完全に人任せで作っていますが、そんな根性で大丈夫?
とりあえず、必要なものは手持ちでなんでもあるので、早く完成させて走らせてみたいですね。


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