イーサリアムのL2ソリューションって?

はじめに

ArbitrumやzkSyncなどのイーサリアムのL2ソリューションが給付金として騒がれているので、そもそもこれらって何しているのっていうのを自分なりにまとめてみる。
決して$ARBが1つももらえなかったからすねているわけではない。

L1とは?

L2の前にL1とは?ということで、イーサリアムのL1とはメインチェーンで、ブロックチェーンそのもの。
そのため、セキュリティと分散性が高い反面、トランザクション処理が遅くガス代が高い。
そのため大量のトランザクション処理が難しい。
L2はこれらの課題を解決するために考えられたもの。

L2の特徴

L2の特徴として、メインチェーンとは独立して動作するため、高速かつガス代を安くできる。
これを実現するための特徴が以下の4つ。

オフチェーン処理である

ソリューション次第だが、トランザクションがL1のブロックチェーン上に書き込まれないので高速処理が可能

スナップショット

L1のブロックチェーンの状態をスナップショットとして保存し、スナップショットをL2側で更新している。
そのためL1の更新に必要なガス代を削減できる。

ロールアップ

L2で発生した複数のトランザクションをまとめてL1のブロックチェーンに書き込むためガス代を削減できる。

L2チェーンの選択

L2ソリューションは、zkSyncとArbitrumなどの他にも、Optimismなど様々なソリューションが生まれている。
そのため、L2チェーン間で競合が生まれ、より高速で安価な処理を提供するために競い合うことになる。
この競合によって、L2チェーンの開発者は、より高速で効率的な処理を提供するために努力し、ユーザーにとってより優れたサービスを提供することができるようになる。

より高速でセキュアでガス代の安いチェーンが覇権を握る。
世はまさに大L2チェーン時代。
覇権を握ればL2チェーンを使用するユーザが増え、それによるガス代の収入を得ることができる。
そこで、世界中のユーザにテストネットでの操作をしてもらいその報酬としてトークンのエアドロップがされる。

みたいなことなんじゃないかと思いますまる。

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